浜松で家族の暮らしに寄り添った自然素材の家を造る工務店
田畑工事は、「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。
自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。
土間収納は玄関以外にもさまざまな空間で取り入れられる間取りです。フローリングの収納と違い、泥などがついていて床が汚れてしまいそうなものも収納することができます。また、土間は耐水性も高いため、濡れているものの一時置きの場所としてもぴったりです。ぜひ採用してほしい土間収納ですが、住む人の暮らしによって位置・広さ・動線を考えないと、暮らしにくくなることもあります。今回は、使い勝手の良い土間収納の実例や間取りを紹介し、採用する際のポイントや考え方を解説します。注文住宅に使いやすい土間収納を作りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
使い勝手の良さを考えて作られた土間収納がある家の実例や間取りを紹介します。
玄関脇に広い土間スペースを作り、家族用の玄関として使えるようにしました。壁一面に棚を付けたので、靴や屋外で使うものをまとめて収納できます。棚は高さが自由に変えられるため、家族の成長に合わせて収納も変化させることが可能です。
土間収納から直接玄関ホールへ行くこともできる、利便性の良い間取りを採用。
土間収納とフローリングの間にはすのこを取り付け、段差をなるべく減らしました。子供や高齢の方でも移動しやすいように配慮したポイントです。また、すのこで靴を脱げば収納にも手が届きやすく、靴をしまうときも楽になるというメリットもあります。
こちらの建物の間取りやデザインが気になる方は、動画もチェックしてみてください。
土間が玄関から勝手口まで一直線につながる間取りです。玄関側にはボックス型の収納をつけ、靴など隠してしまえるようにしました。階段横の扉を開けるとリビングにつながる動線です。また、玄関を過ぎると階段下にオープンタイプの収納があります。棚などはあえてつけず、大きな物も収納できるようにしました。床面が土間になっているため、子供の三輪車やボールなども泥汚れを気にせず置いておくことができる便利な空間です。
さらに、先に進むとキッチンとつながるドアがあります。
買い出しした食材を、玄関から一直線でキッチンへ運び込めるため家事楽な動線です。まとめたゴミを土間に一時置きしておけるのも便利ですよね。また、土間から勝手口へと抜けられるため、ゴミ出しも楽々です。玄関から勝手口まで通り抜けられる土間を作り、各空間に適した収納を取り入れた住まいが完成しました。
階段下収納や建物の全貌はこちらの動画からチェックしてみてくださいね。
♠ 通り土間のある家の魅力はこちらのコラムで解説しております。メリット・デメリットや注意点を知りたい方はぜひご覧ください。
施工実例|自然の恵みで爽やかに暮らす家「雨楽な家・爽」磐田市O様邸
リビング横に設けられた土間スペース。奥へ進むと広々とした土間収納につながります。土間スペースの正面にはパイプを施工し、向かって左の壁に靴などをしまえる棚をつけました。
リビングから土間収納への目線が気になる場合は、後付けでロールスクリーンをつけることも可能です。
土間収納にパイプがあれば、良く着るアウターなどをかけておくことができます。
お出かけのときはもちろん、土間から庭へ出るときもサッと靴やアウターを取り出せるため便利です。家族の生活スタイルを考えて作られた大満足の土間収納が完成しました。
ちなみに、こちらの建物は土間の上が吹き抜けになっており、部屋の明るさや開放感も魅力的です。詳しくは動画でチェックしてみてくださいね。
玄関に10畳の土間空間を採用した間取りです。施主様の趣味に合わせて、サーフボードをかけて収納できるようにしました。また、将来は花屋さんをやりたいという話を聞き、新築時はあえて造作の収納棚は作りませんでした。実際に花屋さんを始めるタイミングで、造作の棚やテーブルを付けられるように、広いスペースを確保した事例です。
玄関とランドリールームの2ヵ所に土間スペースを作った間取りです。南西に配置された玄関の土間には、ボックス型の収納を採用して靴などをしまえるように計画しました。北東の空間は土間で仕上げのランドリールームを配置し、外へ出られるような動線を採用しています。洗濯機横には、洗濯用品がたくさん収納できる棚を作ることも可能です。また、4畳の広々としたスペースなので、物置代わりとして土間スペースを活用しても良いでしょう。もちろん室内干しの空間としても使えます。さまざまな用途で使えるようにした土間スペースがある間取り事例です。
使いやすい土間収納の間取りを作るときのポイントを紹介します。
土間収納は、さまざまな空間に採用できる実用性のある間取りです。しかし、人によっては土間にすることで使い勝手が悪くなることもあります。そのため、自分の生活スタイルに合わせて、土間収納の場所を考えることが大切です。空間別の使い方を確認してみましょう。
土足で立ち入りたい空間に土間収納をつけると利便性があがります。例えば、室内干ししかしない場合は、ランドリールームに土間収納を作ってもあまり意味がありません。しかし、基本的には外干しするなら、ランドリールームと収納を土間仕上げにすると便利です。外で使った洗濯用品を土間収納にそのまま置くことができますからね。また、靴を履いたままランドリールームと外の干し場を行き来できるため、家事の効率が上がります。収納するものや動線を考えながら、使い勝手の良い空間に土間収納を取り入れましょう。
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土間収納の広さは、用途や収納するものを考えて決めましょう。大きなものを収納する場合、棚などは最小限にして広い空間を作ることをおすすめします。上の画像は、棚を付けない壁を作って土間のペースを広くした事例です。自転車などの大きなものも置くことができます。土間収納の中でDIYなどの作業もしたいなら、より広いスペースをつくりましょう。収納棚や作業用カウンターの設置を考えると、3畳程度の広さを確保した方が良いでしょう。また、窓を付けて採光・採風の確保ができるようにすると作業がしやすくなります。逆に、少量の靴などを収納するだけなら、ウォークインタイプにせずに壁付けの収納を作れば十分です。使い方に合わせて広さを考えてみてくださいね。
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土間収納を作るなら、壁面に棚やパイプを取り入れることをおすすめします。なぜなら、土間収納は砂ぼこりが溜まりやすいため、後から収納棚などを置くと掃除が大変になってしまうからです。すべての収納棚を避けて掃き掃除をするのは手間ですよね。壁面に棚やパイプがついていれば、土間の床面はすっきりするため簡単に掃き掃除をすることができます。直置きするものはゴルフバックなどの大きなものだけになるため、移動させるのも楽です。収納するものをイメージして棚やパイプの量を考え、後から収納棚を買い足さなくても良いような状態を作りましょう。
土間収納を作るなら、通り抜けできる「ウォークスルー」の動線を採用することをおすすめします。玄関に土間収納がある場合、靴を脱いでそのまま室内に上がれて便利です。また、土間のパントリーから勝手口へ行ける動線を作れば、パントリーで靴を履いてそのままゴミ捨てへ行けます。このように土間収納からどこの空間へ行けると便利なのかを考えて、ウォークスルーの動線を作ってみてくださいね。ただし、通り抜けられるようにすると、収納量が減るケースがほとんどです。収納量と動線の優先順位を考えて間取りを決めましょう。
玄関やリビング付近に土間収納を採用するなら、目線を遮るための工夫が必要です。おしゃれなインテリアやコレクションの靴などを飾るなら見せる収納を採用しても良いですが、見せたくないものを収納するケースが多いでしょう。その場合は、収納を壁などで目隠ししたり死角になる位置に土間収納を配置しましょう。上の画像は、収納の向きを工夫して玄関ドアや和室から、棚が見えないようにした事例です。玄関ホールからは見えてしまいますが、玄関と和室を直結させた間取りを採用したため、来客はホールを通らなくても家の中に入ることができます。目線に対する配慮がしっかりと行われた事例です。
ただし、間取りによっては目立つ場所にしか土間収納を採用できないというケースもあります。その場合は、ロールスクリーンや扉などを付けて目隠しを行いましょう。
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来客時だけ目隠しできるロールスクリーンは使い勝手が良いです。土間のパントリーなどもロールスクリーンがあると、リビングからの目線が気にならなくなります。ニオイや暑さ・寒さ対策をしたいなら、ロールスクリーンよりも扉がおすすめです。土間収納にたくさんのものを気兼ねなく収納できるように、目線を配慮した間取りづくりを心がけましょう。
土間収納はさまざまな空間で取り入れることができる実用性の高い間取りです。自分の暮らしに合った空間に土間収納を取り入れ、生活の質を高めましょう。また、土間収納を作っても動線が悪かったり収納量が足りなかったりして、使い勝手が悪くなってしまうケースも少なくありません。収納するものや用途を明確にして、使い勝手の良い土間収納を作りましょう。
田畑工事は、「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。
自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。
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