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落ち着く家の特徴とは?リラックスできる間取りや内装の作り方を解説

落ち着く家

 

マイホームでの理想的な暮らしはどのようなものでしょうか。家族みんなでゆったりとくつろげる「落ち着く家」にしたいという方もいると思います。プライベートな時間を過ごすマイホームは、居心地の良さは非常に大切です。では、どのような家ならリラックスして過ごすことができるのでしょうか。今回は、空間別に落ち着く間取りや内装のポイントを解説します。

 

 

目次

 

 

落ち着く家の特徴とは

 

知り合いの家に行ったときに「この家は何だか落ち着くな‥」と感じたことはないでしょうか。家は空間の作り方やデザイン性によって、過ごす人の感じ方が大きく変わります。落ち着く家に共通する特徴を紹介します。

 

狭すぎず広すぎない空間

落ち着く空間にするなら、家具や過ごす人数に合わせた空間の広さを考えることが大切です。狭すぎる空間だと窮屈に感じてしまって、ゆったりと落ち着くことができません。逆に広すぎる空間は、開放的過ぎてソワソワしてしまうという方もいるでしょう。「狭すぎず広すぎない」過ごし方に合った広さを採用しましょう。

 

適度に物があるが整理整頓されている

落ち着く部屋はきれいにものが整理整頓されていて清潔感があります。収納の中にしっかりと物が収まっていて、なおかつ使いやすいと快適だと感じるでしょう。ただし、ものが全くない「生活感のない家」は落ち着かないと感じる方もいます。非日常感があるとリラックスできないこともありますよね。適度に物はあるが、きれいに片付いている家が理想的です。

 

くつろげる空間や雰囲気がある

意識的にくつろげる空間やスポットが作られた家は、落ち着くことができます。例えば、広い広場にベンチが置かれていたら、長時間過ごす人はベンチに腰掛けますよね。また、自分が疲れているときに過ごしたいのは次のどちらの部屋でしょうか。

 

  • ①さまざまな色が使われたカラフルな部屋
  • ②白と木目で統一されたシンプルな部屋

 

リラックスしたいなら、②のシンプルな部屋を選ぶ方がほとんどだと思います。逆に、気分を上げたいときにはカラフルな部屋を選ぶでしょう。

 

ただ建物という箱を作っただけでは、落ち着いた家にはなりません。箱の中にどのようなくつろぎの空間や雰囲気を作るのかを考えて、間取りや内装を決めることが大切です。

 

マイホームのどこでリラックスする?

リビング

マイホームでリラックスして過ごしたいのはどの空間でしょうか。

 

リビング

家族で過ごすリビングを落ち着ける空間にしたい方が多いでしょう。ゆったりとテレビを見たり、ソファでくつろいだりとリラックスできる空間です。

 

寝室

1日の終わりにゆっくりと身体を休める寝室も、リラックスできる部屋にしたいですよね。リラックスして休めれば、次の日も気持ちよく目覚めて活動できます。

 

トイレ

トイレを落ち着ける空間にしたいという方も少なくありません。1人でゆっくりと過ごすパーソナルスペースでリラックスできると、身体も心もすっきりします。

 

落ち着く「リビング」を作るための間取り・内装の工夫

落ち着くリビングにするために大切な、間取りや内装の工夫を紹介します。

 

①ソファの周りを動線にしない

リビングのソファに座ってくつろぎたい方は多いですよね。ソファ周りを人が通るような動線にすることは避けましょう。なぜなら、人の気配を感じると落ち着きにくいからです。例えば、ソファの後ろを頻繁に家族が行き来していると気になります。また、ソファの前を何回も通られると落ち着いてテレビを見られません。ソファの後ろは壁にして、前は人が通らないような間取りにすることをおすすめします。

 

②空間の一部に吹き抜けを作る

小さな吹き抜けがあるリビング

施工実例|収納たっぷりの若い世代のシンプルな家 磐田市K様邸

 

リビング全体に大きな吹き抜けをつけた間取りは人気ですよね。しかし、リラックスできる空間にしたいなら、吹き抜けはリビングの一部だけにして、通常の天井高の部分も残すことをおすすめします。人は狭くて囲まれた空間の方が落ち着くという習性があるからです。しかし、リビングは開放感も求めたい空間。一部だけ吹き抜けにすることで、空間の広がりを感じつつも落ち着く空間に仕上げることができます。

 

③大きな窓で外とのつながりを作る

大きな窓のリビング

施工実例|瓦屋根が美しい二世帯住宅

 

リビングからゆったりと外を眺めたいという方もいますよね。緑を眺める時間が長いと、段々と心がリラックスしてきます。リビング前には大きな窓を採用し、良い景色が見えるように庭を配置しましょう。

 

④外からの目線が気にならないための対策をする

意外と盲点になるのが外からの目線です。家でゆったりとくつろぎたくても、外から丸見えでは心から落ち着くことができませんよね。しかし、カーテンを開けて日差しを浴びながら、リビングで過ごしたいという方もいるでしょう。そのような場合は、中庭を作ったり目隠しフェンスを立てたりするなど、視線を遮る工夫が必要です。敷地の形状や道路の位置を考えながら、適切な目隠し方法を考えましょう。

 

⑤適量適所の収納を作る

収納があるリビング

施工実例|支えあって楽しく仲良く。平屋の二世帯住宅 磐田市S様邸

 

リビングのものをすっきりと整理整頓でき、出し入れがしやすい収納を作ることをおすすめします。リビングは意外と細々としたものが多いです。それらが収納できる奥行きの浅い収納を作りましょう。また、テレビ周りもAV機器やゲームなどが多く、乱雑になりやすいスペースです。収納力のあるテレビボードを取り入れることをおすすめします。

 

⑥ソファ周りにコンセントをつける

ソファに寝転がりながら、スマホを充電したいという方も多いです。しかし、ソファ周りにコンセントが無くて困ったというケースは少なくありません。ソファの近くにコンセントがあれば、スマホやゲームを充電しながら操作できたり、小型の電動マッサージ機なども使うことができます。ソファの近くに壁が無いなら、床面にコンセントをつけることもできるため検討しましょう。

 

⑦電球色や間接照明を効果的に取り入れる

温かみのあるリビング

リビングを落ち着く空間にしたいなら、照明計画も非常に大切です。オレンジっぽい色の電球色は、空間を柔らかく照らしてくれるため、リラックスしている空間に向いています。また、壁や天井を照らす間接照明も同様の効果です。リビングで細かい作業をしないなら、電球色や間接照明でまとめると落ち着ける空間に仕上がるでしょう。読書などをする場合はフロアランプを取り入れたり、調光・調色できる照明を選んでくださいね。

 

⑧自然素材を取り入れてリラックス効果を

天然木が取り入れられらたリビング

施工実例|家事と子育てを一緒に楽しむ家 掛川市K様邸

 

木や珪藻土などの柔らかな印象を与えてくれる内装材を取り入れ、リラックスできる空間に仕上げることもおすすめです。視覚的な効果はもちろんのこと、天然木が持つ香りは人の心を落ち着ける効果があります。また、木や珪藻土には調湿効果もあるため室内の空気環境も良くなるでしょう。自然素材を効果的に取り入れて、癒しのリビング空間を作りましょう。

 

 自然素材にはさまざまなメリットがある反面、メンテナンスや費用面でデメリットがあることも。メリット・デメリットをしっかり理解した上で採用することが大切です。

 

コラム 自然素材の家のメリットとデメリット よくある失敗とは?

 

⑨色を取り入れるときは無地を採用する

施工実例|家族のかたちにつくる家 磐田市I様邸

 

リビングの壁などにアクセントカラーを入れるときは、無地の内装材を選びましょう。アクセントクロスにはたくさんの柄物がありますが、種類によっては落ち着かなかったり飽きがきたりする可能性があります。無地なら空間に馴染みやすいため、ナチュラルなアクセント壁に仕上げることができます。また、落ち着く空間にしたいならブラウン・グレー・ブルー・グリーンなどの、落ち着いたトーンのアクセントカラーがおすすめです。

 

 落ち着くリビングは、間取りや内装の他に日当たりや空気環境も考えることが大切です。くつろげるリビングを作りたいなら、こちらのブログもご覧くださいね。

 

コラム くつろげるリビングのある家を建てたい

 

落ち着く「寝室」を作るための間取り・内装の工夫

落ち着く寝室にするための、間取りと内装の工夫を紹介します。

 

①ベッドヘッド側を壁にして窓の位置を離す

寝室

ベッドの頭側が壁になるように、寝室の間取りを考えましょう。壁に囲まれている方が落ち着いて休むことができます。壁にベッドをつけた場合、注意すべき点は頭と窓の位置関係です。頭と窓の位置が近いと冬場に冷気を感じて寒かったり、朝方に眩しくて起きてしまったりすることも。窓はベッドから離した位置に配置することをおすすめします。ベッド付近に窓を付けたいなら、事例写真の右上に施工された窓のように、高い位置に窓をつけると良いでしょう。

 

②ダークトーンの色味を取り入れる

寝室

施工実例|家族のかたちにつくる家 磐田市I様邸

 

寝室にアクセントカラーを取り入れるなら、ダークトーンの色味を選びましょう。落ち着いた雰囲気の寝室になりますし、目もリラックスした状態で睡眠に入ることができます。天然木などを取り入れても、くつろげる空間に仕上がるためおすすめです。

 

③天井をあえて低くする

天井をあえて低くすることもおすすめの手法です。狭くて囲まれている空間の方が安心できるため、落ち着く寝室を作ることができます。天井の色だけを暗くすることでも同様の効果が期待できますので、試してみてくださいね。

 

④寝転んだ真上に照明が来ないようにする

寝室

寝室の照明で注意する点は、寝転んだときに見える照明の位置です。目線の真上に照明があると、眩しくて電気をつけたまま過ごしにくくなってしまいます。ダウンライトを採用する場合は、足元に施工することをおすすめします。寝室で作業などをしないなら、明るさはあまり必要ありません。柔らかい光で照らしてくれるような照明を取り入れましょう。

 

■ 住宅は窓の種類や配置によって、暮らしの質が大きく左右されることがあります。落ち着く家にしたいなら、細部にまでこだわって窓について考えることが大切です。こちらのコラムを参考にしながら、窓選びをしてみてくださいね。

 

コラム 住宅の窓は種類や配置で暮らしを変える

 

落ち着く「トイレ」を作るための間取り・内装の工夫

トイレ

施工実例|採光と通風を最大限意識した家 浜松市T様邸

 

落ち着くトイレにするために工夫を紹介します。

 

①1~1.2畳のトイレを計画する

トイレは少しでも広すぎると意外と落ち着きません。基本的には1畳サイズのトイレで十分でしょう。両側の壁と適度な距離がある、落ち着いた空間に仕上がります。トイレの脇にミニカウンターや手洗いを付ける場合は、1.2畳程度の幅広のトイレがおすすめです。ただし、体格などによって広さの感じ方は大きく異なります。また、介護が必要な場合などは広いスペースが必要です。実際の広さを体感しながら、落ち着けるサイズを探してみてくださいね。

 

②天然木でリラックスできる空間に

トイレにも天然木の板張りを壁や天井に採用し、落ち着いて過ごせる空間に仕上げましょう。トイレはコンパクトな空間なので木の香りなども分かりやすく、よりリラックスできます。天然木の他にも、珪藻土などの自然素材を取り入れても良いでしょう。

 

落ち着けるマイホームでゆったりと過ごそう

マイホームでゆったりと過ごしたいなら、間取りや内装の工夫を行うことが大切です。落ち着きたい空間に合ったポイントを取り入れることが大切です。特に内装は、取り入れる色や照明で雰囲気が大きく異なります。パース図などを見ながら完成を具体的にイメージし、採用する間取りや内装を決めてくださいね。

 

田畑工事では天然素材を多く使い、居心地よく暮らすことができる家をご提案しています。マイホームを「落ち着ける家」にしたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

浜松で家族の暮らしに寄り添った自然素材の家を造る工務店

田畑工事は、「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。

自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。

 

 

 

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