【平屋にすればよかった…】二階建ての選択で感じる8つの後悔とは?│対策・二階建てでよかったと思う瞬間も紹介
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注文住宅を建てる際に「平屋にするか二階建てにするか」という悩みに直面する人は多いものです。
平屋と二階建てとでは、住み心地も費用も異なるので、悩むのは当たり前のことではあります。
それでも、平屋にした、または二階建てにしたことで後悔を感じるのは避けたいところ。
本記事では「二階建てを選択した場合に感じることの多い後悔」を紹介します。
後悔しやすいポイントを把握して、同じような後悔を感じないようにしましょう。
二階建てで後悔を感じやすいポイントへの対策も紹介するので、最後まで読んでみてくださいね。
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二階建てを選択したときに感じる「8つの後悔」
二階建ての戸建住宅を建築・購入したとき、後悔を感じやすいのは以下の8つの場面です。
- ・階段を通じて一階に冷気が下りていく
- ・二階に設けた大型の収納まで物を取りに行くのが面倒に
- ・洗濯をはじめとする家事動線に階段があること
- ・階段部分の掃除が面倒になる
- ・子どもが二階に行くと何をしているか分からない
- ・大きめの地震を受けたとき、二階が大きく揺れた
- ・屋根・外壁のメンテナンスを依頼したら高額になった
- ・老後、二階を使わないことで費用対効果の低さを感じる
温熱環境のことや各種動線のこと、建築時やメンテナンスにかかる費用のことなど、様々な悩みを抱える可能性があることが分かります。
そしてどの悩みも、家を建ててしまってからでは解消するのが困難なものばかりです。
土地選びやハウスメーカー選び、設計の段階で十分な対策を考えましょう。
>関連コラム:平屋と二階建てどっちがいい?地震・価格・暮らしやすさ
二階建ての後悔。避けるための対策とは?
二階建ての後悔を避けるために、具体的にどのような工夫を施せばよいのでしょうか。
代表的な8つの解決法を紹介します。
- ・建物の断熱性能を高めて家全体を暖かくする
- ・吹き抜けを設けて一階と二階を空間的につなげる
- ・一階にも十分な収納を設ける
- ・一階部分で洗濯から物干しまでを完結させる
- ・階段・二階用の掃除機を用意しておく
- ・耐震・制震・免震をバランスよく利用する
- ・メンテナンスの頻度が少なくなる工夫を施す
- ・建築当初から老後の二階の使い方を想定する
建物の断熱・気密性能を高めて家全体を暖かくする
二階建てにすると必ず生まれる階段。階段を通じて二階から一階へと冷気が下りる問題には「断熱性能を高める」ことがおすすめの対策方法です。
性能の高い断熱材や窓を使用し、丁寧な施工を施すことで気密性能を高めます。
室内の空気全体が暖かであれば、冷気の侵入をあまり感じずに生活できるでしょう。
吹き抜けを設けて一階と二階を空間的につなげる
リビング階段や吹き抜けを設けることで「一階と二階を空間的につなげる」ことも効果的です。
さらにエアコンやシーリングファンを利用して空気を撹拌することで、室内の空気全体が適度に混ぜ合わさり、一階と二階の寒暖差を小さくできるでしょう。
一階にも十分な収納を設ける
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二階建てに快適に住むなら「一階にも十分な収納を設ける」必要があります。
一般的に一階はLDKや水回り、玄関といった部屋が配置されるため大型の収納を設けづらく、二階に納戸やWIC(ウォークインクローゼット)を設けるケースが多く見られます。
しかし一階に全く収納を設けないと、何度も二階に物を取りに行ったり、一階が物で溢れて散らかってしまいます。
新居に引っ越したあとの暮らしを想像しながら、一階にも適度に収納を設けましょう。
一階部分で洗濯から物干しまでを完結させる
洗濯動線を短くするためには「一階で洗濯から乾燥まで完結させる」間取りが効果的です。
濡れた洗濯物を持っての移動は重労働。階段を通らずに済むよう配慮しましょう。
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なお、ガス乾燥機のような乾燥機の利用を前提とした間取りも洗濯の労力を軽減してくれます。
繰り返し発生する家事は、手間が少なくなるよう配慮することで生活の利便性を大きく高められます。
階段・二階用の掃除機を用意しておく
二階建ての掃除についての悩みに対処するには「階段や二階用に、一階とは異なる掃除機を置く場所を設ける」のがおすすめです。
二階は人の往来が少なく、外からのホコリが侵入しづらいので、一階ほど頻繁に掃除はせずに済みます。
一方で重い掃除機を持って階段を移動するのは重労働です。
階段や二階をサッと掃除できるよう、軽量な掃除機を二階に常備しておきましょう。
耐震・制震・免震をバランスよく利用する
平屋と比べて地面から距離のある二階建ては、地震が起きた際に揺れが大きくなりやすい特徴を持ちます。
揺れを少なくするために「耐震」で家の倒壊を防ぐとともに、「制震・免震」といった建物の揺れを抑える機器を導入することをお薦めします。
制震も免震も、地震の揺れが住まいに伝わる前にカットする機構です。
地震による自宅への損傷が気になる方は、導入を検討してみましょう。
メンテナンスの頻度が少なくなる工夫を施す
屋根や壁面の状態確認や再塗装を行う際、足場を組む費用など平屋と比べて二階建ては費用がかかります。
メンテナンス費用を抑えるには「耐久性の高い外装材を利用する・軒をしっかり伸ばして壁面に雨を当てない」といった対策が考えられます。
事例のように、しっかりと軒を出し、長期間メンテナンスが不要な瓦屋根を利用することで、メンテナンスにかかる費用を大幅に削減できるでしょう。
建築当初から老後の二階の使い方を想定する
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老後も二階部分を有意義に使用したい方は「老後の二階部分の使い方を設計時に考えてみる」ことをおすすめします。
多くの二階建て住宅では、子どもが巣立つ段階で二階の使用頻度がガクッと下がります。
そうならないように、趣味として使う。子ども室2室をつなげて広い部屋にするなど、老後どのような目的で使用するのか考えてから間取りを決めましょう。
>平屋の見学会を開催することもあるので「田畑工事のイベント」も随時確認をおすすめします。
二階建てにはメリットもある?実例とともに紹介
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二階建てを選択した場合に後悔する瞬間について紹介しましたが、二階建てならではのメリットがあることも確かです。
以下の5つのメリットを、二階建てを選択することで感じられるでしょう。
- ・平屋よりも建築費用を抑えられる
- ・土地が狭くても床面積を確保しやすい
- ・吹き抜けを設けた場合に、採光・通風に優れた家になる
- ・二階の寝室・子ども室はプライバシー性能に優れる
- ・一階の音や振動が二階に伝わりづらい
特筆すべき点は「床面積の確保」「採光・通風」「プライバシー性能」の3点です。
コンパクトな土地に建物と駐車場、外構を設ける場合、建物を二階建てにすれば床面積を増やすことができ、余裕のある室内空間を実現できます。
二階建てを選択すると建物の高さを確保できるので、周囲を他の住宅に囲まれて一階が陰になる場合でも二階には光が差し込みます。吹き抜けを設ければ一階に光を落とし込むこともできるでしょう。
二階建て住宅の場合、二階に寝室や子ども室を設けておけば、来客が誤ってプライベートな空間に進入することもありません。
来客があっても、階をまたげば安心してくつろげます。
このように、階段・高さがあることで得られるメリットも豊富にあるので、平屋建て・二階建てどちらを選択すべきかは、求めるライフスタイルや予算・土地の状況などケースバイケースといえるでしょう。
>関連コラム:平屋と二階建て、悩んだら知りたいそれぞれの特徴
まとめ│二階建ての後悔。建てる前に認識して対策を!
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二階建て住宅を選択した場合の後悔について解説しました。
平屋建てと二階建てとは、戸建住宅を希望する人にとって最大の悩みどころです。
どちらを選択するかで生活様式はがらりと変わります。
それぞれのメリット・デメリットを把握して、後悔を感じない選択をしましょう。
悩みが尽きない場合は、専門家に意見を聞きに行くのもひとつの手です。
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