【二階建て】おしゃれ・人気な間取りのアイデア12選│二階建て間取りのポイント・注意点も紹介
注文住宅を建てるとき、悩む時間が多くなるのは「間取り」ついての検討です。
特に上下階のことを立体的に考える必要がある、二階建ての間取りは考えるのが困難です。
そこで本記事では「二階建ての人気がある・おしゃれな間取りのアイデア」を紹介します。
二階建ての間取りを考える際に、抑えておきたいポイントも解説するので、二階建ての間取りに悩んでいる人は、ぜひ役立てて下さい。
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『二階建て』おしゃれ・人気な間取りのアイデア12選
はじめに、二階建ての戸建て住宅で人気がある、またはおしゃれさで定評のある間取りを紹介します。
以下の間取りを意識することで、快適でおしゃれな二階建てになるでしょう。
- ・「リビング階段」リビングが広く開放的に
- ・「吹き抜け」採光・通風に効果的
- ・「可変性のある間取り」季節によって間取りを変更
- ・「二階の独立洗面台」一階に下りずに支度ができる
- ・「小屋裏ロフト」床面積の有効活用
- ・「収納・ファミリークローゼット」間取りの余る部分を活用して
- ・「フリースペース・二階リビング」階段を上りついた先を活用
- ・「構造材の梁を見せる」ウッディな雰囲気を演出
- ・「中二階・スキップフロア」多目的に利用できる
- ・「ルーフバルコニー」光と風のよく当たる場所を確保
- ・「インナーガレージ」一階部分を利用して
- ・「階段下スペース」収納として活用
「リビング階段」リビングが広く開放的に
二階に上がる階段をリビングに設ける「リビング階段」がおすすめです。
二階と空間がつながるので、吹き抜けのように光・風が通ります。二階に向かって視線も抜けるので、広く開放的に見える点もメリットです。
二階の個室に行く際にリビングを通る必要があるので、家族間のコミュニケーションが促進される点も嬉しい点です。
「吹き抜け」採光・通風に効果的
大きな面積、二階の床を抜く「吹き抜け」もおすすめの間取りです。
吹き抜けは二階の窓からの光を一階に下ろすことができるので、周囲が建物に囲まれていても光を取り込める点が魅力的です。
さらに上下階で空気が動くので、通風にもよい影響を及ぼす点も見逃せません。
「可変性のある間取り」季節によって間取りを変更
>施工事例:冷暖房効率を考えて開閉可能な障子を設置(浜松市中区)
暖かい空気は上の方に向かう性質があるため、冬場は一階が温まりにくい点は認識が必要です。
断熱性を高めたり、シーリングファンや全館空調を利用して強制的に空気をかき混ぜる方法も考えられますが「季節ごとに可変性のある間取り」もおすすめです。
事例のように季節によって開閉可能な障子があれば、空気の体積を減らしてエアコン1台当たりの負担を減らせます。
こうした工夫で温熱環境を整えることも可能です。
>関連コラム:注文住宅での間取りの決め方の優先順位と注意ポイント
「二階の独立洗面台」一階に下りずに支度ができる
一般的には一家に1つの洗面台ですが「二階に独立洗面台を設置すること」も人気です。
二階にも洗面台を配置することで、朝の忙しい時間に洗面台で渋滞することがありません。
さらに二階でトイレを使用したとき手を洗うことができ、家族の来客が一階にいる場面でも気軽に洗面台を利用できます。
「小屋裏ロフト」床面積の有効活用
限られた床面積を有効活用するために「小屋裏ロフトの利用」もおすすめです。
特に二階建ての住まいで小屋裏ロフトを設け窓を設置すると、夏場は暖かい空気を積極的に排気でき、一階・二階に外から心地よい風を取り込めます。
「収納・ファミリークローゼット」間取りの余る部分を活用して
一般的に、二階建て住宅では二階より一階が広くなります。
その理由は一階はLDKや玄関、水回りなど必要不可欠な間取りが集まるからです。
二階に余ったスペースができたら「大型の収納やファミリークローゼット」の配置を検討しましょう。
季節用品から思い出の品まで、まとめて収納できる場所があると、非常に重宝します。
「フリースペース・二階リビング」階段を上りついた先を活用
階段を上がった先に「フリースペース・二階リビング」を検討しましょう。
一階で家族がテレビを見ているとき、他のテレビ番組が見たい場合や静かに本を読みたいときもあるでしょう。
フリースペース・二階リビングがあれば、くつろげる場所が2つに増えるので、居場所が増えて住み心地がよくなります。
「構造材の梁を見せる」ウッディな雰囲気を演出
>施工事例:緑の中に佇む住まい。自然と共生する家( 浜松市天竜区)
二階建てでは「構造材である柱・梁を露出しやすい」メリットもあります。
無垢の木が頭の上を走る光景は非常におしゃれで、ログハウスなどウッディな雰囲気を好む人にとって魅力的な仕様です。
木の家・ナチュラルな家に魅力を感じる人は、吹き抜けやリビング階段とともに検討してみましょう。
「中二階・スキップフロア」多目的に利用できる
「中二階やスキップフロア」の導入も検討してみましょう。
階段の途中に居場所を作る中二階・スキップフロアは、視線の異なる多様な環境を作ることになります。
スキップフロアの下部は収納としても利用できるので、非常に多目的に利用できる点も魅力的です。
「ルーフバルコニー」光と風のよく当たる場所を確保
二階と同じ高さに「ルーフバルコニー」を設けることも考えてみましょう。
ルーフバルコニーとは、一階の上に屋根を設けずバルコニーとして活用する手法です。
光と風のよく当たる空間になるので、洗濯物や布団を干す場所として、休日にはお茶や食事を楽しむ場としても利用できます。
雨漏りを防ぐために定期的なメンテナンスが必要な点には注意が必要です。
「インナーガレージ」一階部分を利用して
ルーフバルコニーとは逆に、一階部分を外として利用する「インナーガレージ」も二階建ての間取りのアイデアとして考えられます。
車を雨風、太陽光による劣化から防ぎ、ガレージから直接室内に移動できるなど、様々なメリットがあります。
「階段下スペース」収納として活用
二階建てやロフトを選択すると階段が必要になりますが「階段下を収納として利用する」ことも勧められます。
奥行きがあり、収納として十分な体積を得られるので、空間を有効活用して収納として利用しましょう。
階段の形状によっては、階段下を書斎のような空間として利用することも可能です。
二階建ての間取りに悩んでいるなら、実際に二階建ての住まいを見てみることをお勧めします。
二階建てを体験したいなら、お気軽に「田畑工事」のモデルハウスまでご来訪ください。
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『二階建ての間取り』を考えるポイント・注意点
二階建ての間取りを考えるとき、ぜひ知っておきたいポイントや注意点があるので、間取りのアイデアとともに覚えておきましょう。
- ・窓の縦横配置をデザイン面から考える
- ・老後のことを考えて二階建ての間取りを作る
- ・フリースペースには後悔を感じないようエアコンなどの設備を設ける
- ・上下階の配置で地震・台風に強い家かが決まる
- ・家事動線を考えて階段を配置する
- ・上階からの足音・水音にも配慮する
- ・人気の間取りよりも自分に合う間取り
窓の縦横配置をデザイン面から考える
>施工事例:耐震等級3+制震機能で安心安全な子育て世代の住まい(磐田市)
二階建ては、平屋と比べて窓がデザインに与える影響が大きくなります。
二階建てを選択するなら「窓の縦横を揃える」など、外観デザインを気にすることも大切です。
引き違い窓のほか、滑り出し窓やFIX窓など、窓の種類によっても外観が変わるので、合わせて検討しましょう。
老後のことを考えて二階建ての間取りを作る
>施工事例:暮らしの中にあるガレージがある家(浜松市浜北区)
二階建ての間取りを考えるとき、一緒に考えたいのは「老後のことを考えた間取り」です。
高齢になると階段を使用することを面倒に感じる瞬間が訪れます。
就寝・洗濯・収納など、将来平屋のような暮らしを送れるように間取りを考えると、高齢になったときにもライフスタイルの変化に対応しやすいでしょう。
>関連コラム:【平屋にすればよかった…】二階建ての選択で感じる8つの後悔とは?│対策・二階建てでよかったと思う瞬間も紹介
上下階の配置で地震・台風に強い家かが決まる
二階建てを選択するとき意識したいのは「地震や台風に強い家」です。
基本的には、一階と二階の柱や壁の位置が一致していると、地震や台風による外力を地面に受け流しやすくなり、地震・台風に強い家になります。
間取りを自由に変更すると一階・二階の壁・柱の一致率が低くなるので、自由な間取りと強い間取りの妥協点を探しましょう。
家事動線を考えて階段を配置する
住みやすい家を目指すなら「家事動線を考えた階段配置」を意識することも大切です。
たとえば階段が家の端にあると、二階に上がるのに移動距離が増える可能性があります。
逆に家の中心に階段があれば、容易に二階にアクセスできるでしょう。
普段の移動や家事を行うとき、動線が短くなる工夫も必要です。
上階からの足音・水音にも配慮する
二階建てで問題になりやすいのは、騒音です。
間取りを工夫して「足音・水音が響かないように」しましょう。
特に一階に寝室を配置する間取りでは、配慮が必要です。
寝室の真横に階段を設けたり、寝室の真上にトイレがあると、足音や水音が気になり眠れなくなる可能性があります。
人気の間取りよりも自分に合う間取り
最後に、人気の間取りを追うこともよいですが「自分に合う間取りを考える」ことが大切です。
人気の間取りが自分にも合う保障はありません。吹き抜けを設けたところ、一階から二階への音の響きで後悔を抱える可能性もあります。
目指す理想的な生活はどんなもので、そのためにどんな間取りを導入するべきなのか、間取りを考える軸を決めましょう。
>関連コラム:落ち着く家の特徴とは?リラックスできる間取りや内装の作り方を解説
まとめ│二階建てを快適にする人気の間取り
>施工事例:大きな軒とどこか懐かしい広い土間のある家(浜松市北区)
注文住宅を建築する際に迷いやすい間取りについて、特に二階建てで人気があったり、おしゃれに思われる間取りを紹介しました。
どの間取りも魅力的ではありますが、スペースが必要であったり、温熱環境に配慮が必要であったり、それぞれメリットがあればデメリットもあります。
二階建ての間取りを成功に導くためには、多くの注文住宅を建築した経験がある工務店・ハウスメーカーに依頼することです。
依頼する工務店・ハウスメーカーに迷っているなら、静岡県で浜松市を中心に注文住宅を建築する「田畑工事」にご相談下さい。
ご希望の内容に合わせたおしゃれで機能的な住まいの実現をお手伝いします。
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浜松で家族の暮らしに寄り添った自然素材の家を造る工務店
田畑工事は、「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」
という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。
自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。