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『開放感のある家』5つのメリット・3つのデメリット│実現のポイントを施工事例とともに解説

『開放感のある家』5つのメリット・3つのデメリット

 

「注文住宅を建てるなら、開放的な家がいい」

このように希望する方も多いでしょう。

 

高い天井や大きな窓など、視線が遠くに抜ける開放的な家は機能的なメリットも多くデザイン面にも優れた特徴の家です。

 

本記事では、開放感のある家を建てた場合に感じられる特徴を紹介します。

 

メリットに加えて、デメリットを紹介する際には対策を、さらに実現するためのポイントについても紹介しますので、開放的な家の実現を目指している方はぜひ参考にしてください。

 

浜松 注文住宅ショールーム

 

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「開放感のある家」5つのメリット

吹き抜けと天窓が印象的な住まい(浜松市浜北区)

 

>施工事例:安心で快適なワンフロアの暮らし(浜松市浜北区)

 

開放感を感じる家を建てた場合に感じられる主なメリットは以下の5つです。

 

  • ・勾配天井や吹き抜けを利用した間取りでおしゃれになる
  • ・光が家の奥まで行き届き明るい家になる
  • ・南北・東西に窓があることで風通しがよくなる
  • ・視線が遠く・高く抜けることで広く見える
  • ・家族が顔を合わせやすくなりコミュニケーションを取りやすい

 

特に強く感じられるのは、光と風、そして視線が通ることです。

 

開放的な住まいでは勾配天井や吹き抜けを作るケースが多く、窓が多くなるとともに高い位置にも窓を配置します。

高い位置から家の奥の方まで光が届き、部屋全体を明るい状態で過ごせるでしょう。

 

また、部屋の区切りをなくすことから風を遮るものがなくなり、南から北に向かって風が通り抜けます。

加えて横方向に部屋が広くなり、視線が通って部屋が広く見える効果も期待できます。

「開放感のある家」3つのデメリット・後悔と対策

一方で開放感のある家を建てる場合はデメリットや後悔を感じるケースもあるようです。

建てたあとに後悔しないよう、事前に把握しましょう。

体積が増えることで冷暖房の効率が悪くなる

1つ目のデメリット・後悔は冷暖房の効きが悪くなることです。

 

エアコンで部屋を空調する場合、部屋の体積が大きくなるほどエアコンの負担は大きくなります。結果として光熱費が上がることにつながりますので注意が必要です。

 

気密性・断熱性を高めることで冷暖房効率を上げる(磐田市)

 

>施工事例:軒下空間と吹抜けを有効活用した家(磐田市)

 

吹き抜けや勾配天井の設置、部屋の区切りをなくすことで開放的な住まいにする場合、最も効率的なのは気密性・断熱性を高めることです。

断熱性が高くなれば外が寒くても部屋の中まで伝わりづらくなり、気密性が高くなれば冷たい外気が室内に侵入することを防げます。

 

ほかにも、建具で和室などを仕切り体積を減らす方法、大容量のエアコンを利用する方法など、開放感のある家でも工夫次第で快適な住環境を実現できますので、こうした創意工夫をできる工務店に施工を依頼しましょう。

吹き抜けを作る場合など耐震性が低くなることも

2つ目のデメリットは耐震性が低くなる可能性があることです。

 

住宅は一般的に壁と床が多くなるほど安定し耐震性が高くなります。

一方で開放感のある家では仕切りをなくすとともに吹き抜けや勾配天井を設けることから、壁や床が少なくなる場合があります。

 

対策としては、壁倍率の高い耐力壁を利用する(強度の高い壁と低い壁とがあります)、バランスよく壁を配置するといったものが考えられます。

また、開放感のある家にしながら耐震性を確保するためには、耐震等級3の家にすることがおすすめです。

公的な確認検査機関のチェックを受けながら高い耐震性を持つ住まいを建てられますので、地震に対する不安を感じている方はぜひ活用しましょう。

 

▶関連コラム:『耐震等級3』とは?メリット・デメリットを解説!「必要か?費用は?」など疑問への回答も紹介

大きな開口部を設けるとプライバシーの問題も

3つ目はプライバシーの問題です。

大きな開口部(掃き出し窓など)を設けると、隣家や接する道路から室内に視線が通ることがあり、結果として常にカーテンを閉めながらの生活になる場合があるようです。

 

プライバシーを守る木の塀

 

対策として考えられるのは、植栽や木塀などの外構を活用して目隠しする方法です。

 

リビングやダイニングと、視線の元となる隣家の窓や道路の間に植栽や木塀を設ければ物理的に視線を遮れます。

また、外構での対策が難しい場合は、1階部分の開口部をコンパクトにして、2階の開口部を大きくする手もあります。

2階の開口部から1階に向かって視線が通る心配は少ないからです。

 

開放感のある家を建てる場合はこうしたデメリットを感じるケースもあるようですが、設計・施工時の工夫で後悔を避けることは可能です。

メリットだけを感じつつ開放感のある家を建てたいなら、明るい家・開放的な家の施工事例が豊富な工務店に依頼しましょう。

 

施工事例

「開放感のある家」実現するためのポイントを施工事例とともに解説

では、開放感のある家を実現するためには具体的にはどうすればよいのでしょうか。

考えられる8つのポイントを、施工実例とともに紹介します。

リビングを中心とした空間構成で開放的にくつろぐ

リビングを中心とした空間構成で開放的にくつろぐ(周智郡)

 

>施工事例:真壁平家は住まいの理想型(周智郡)

 

開放感のある家を実現したい場合は、リビングを中心とした空間構成をおすすめします。

 

事例のように、家族が集まり長い時間を過ごすリビングを中心に、和室やダイニング、キッチンなどの間取りを構成することで、自然と間取り同士がつながり広々とした空間を実現できます。

土間+リビングで外ともつながる

土間+リビングで外ともつながる

 

>施工事例:自然の恵みで爽やかに暮らす家(磐田市)

 

土間とリビングがつながった空間を作ることもおすすめです。

 

事例ではリビングと外との間に広い土間スペースを作っています。

外と中を結ぶ土間は多目的に利用できる場所で、リビングのまわりに多くの”居場所”を作ってくれるでしょう。

 

リビングと外との物理的な距離を確保することにもつながり、広がりを感じさせてくれる点もメリットです。

 

▶関連コラム:【実例】リビングに土間がある間取り|メリット・デメリットと寒さ対策を紹介

庭・デッキでもっと外とつながる

庭・デッキでもっと外とつながる(浜松市西区)

 

>施工事例:平家を楽しもう。夫婦で仲良く暮らす新しい空間(浜松市西区)

 

土間に続いて庭やウッドデッキといった、建物と隣接する外部空間の利用も検討しましょう。

家の外と中は無関係に思われがちですが、室内の延長のような仕様で外構を作るとリビングでくつろいでいるとき、視線が自然と外にひろがります。

 

事例ではリビングの床の高さとウッドデッキの高さを合わせていて、本当にリビングが延びているように感じられます。

部屋同士の仕切りをなくしてつなげていく

部屋同士の仕切りをなくしてつなげていく(磐田市)

 

>施工事例:耐震等級3+制震機能で安心安全な子育て世代の住まい(磐田市)

 

開放感のある家を目指すなら、部屋と部屋の仕切りをなくすことを考えてみましょう。

 

リビング・ダイニング・キッチンといった空間をつなげることで、事例のように非常に広々した空間を手に入れられます。

南の大きな開口から取り入れた光は北側の壁まで照らしていて、室内空間を明るく彩ります。

勾配天井・吹き抜けで高さを確保する

勾配天井・吹き抜けで高さを確保する(浜松市浜北区)

 

>施工事例:暮らしの中にあるガレージがある家(浜松市浜北区)

 

部屋の高さを確保するために、勾配天井や吹き抜けといった間取りもおすすめです。

 

事例のように、キッチンや和室スペースなど高さを必要としない箇所は通常の天井に、開放感を演出したいリビング・ダイニングは勾配天井にといった間取りごとに高さを変える工夫も変化が感じられておしゃれです。

大きな開口部(窓)で光を取り込む

大きな開口部(窓)で光を取り込む(浜松市北区)

 

>施工事例:大きな軒とどこか懐かしい広い土間のある家(浜松市浜北区)

 

開放感のある家では、単に開口部の面積を増やすことも有効です。

 

事例では南側にリビングと同じくらいの大きな掃き出し窓を設けています。

光を取り込む、風を通す、視線を外に運ぶなど、開放感を感じられる様々な要素を窓は実現してくれます。

明るい内装で取り込んだ光を拡散する

浜松市西区

 

>施工事例:四季を楽しめる快適なワンフロアの暮らし(浜松市西区)

 

取り込んだ光を広げるためには、内装を明るくして光を拡散させることも考えてみましょう。

 

南側に複数の開口部を設けた本事例では、取り込んだ光が床や壁、天井に反射して光を奥まで届けています。白に近い色は反射率が高いことから、開放感のある家にピッタリの仕様といえます。

家具の高さを低く統一して視線を遠くに運ぶ

家具の高さを低く統一して視線を遠くに運ぶ(浜松市中区)

 

>施工事例:和空間でお客様を迎える家(浜松市中区)

 

家具を選ぶ場合は高さを統一するとともに、低めの家具を選択することをおすすめします。

 

低めの家具を利用することで圧迫感を感じずに生活できます。

事例のように広々とした空間を実現できますので、建物に加えて家具についてもしっかり選びましょう。

まとめ│開放感のある家でゆったり暮らす

開放感のある自然素材のある家(袋井市)

 

>施工事例:自然素材に包まれた空気環境が良い家(袋井市)

 

開放感のある家について、メリット・デメリットといった特徴を解説し、実現するためのポイントについて実際に建てられた施工事例とともに解説しました。

 

開放感のある家は明るく風通しがよく、視線も通るメリットの多い住まいです。

しかし温熱環境やプライバシーの面など、デメリットもあることから扱いが難しい住まいでもあります。

 

開放感のある家を建てるなら、開放的・明るい家の事例を多く建てている工務店に依頼することをおすすめします。

 

▶田畑工事の「開放的な住まい」の実例を見る

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浜松で家族の暮らしに寄り添った自然素材の家を造る工務店

浜松で家族の暮らしに寄り添った自然素材の家を造る工務店

耐震等級3+制震機能で安心安全な子育て世代の住まい

 

田畑工事は、「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」
という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。

 

自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。

 

 
浜松 注文住宅ショールーム

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