【広い玄関・玄関土間】3つのメリット・デメリット│浜松市周辺エリアの施工事例も紹介
「家を建てるなら、広い玄関や土間が欲しい」
このように思う方は多いでしょう。
しかし、広い玄関・玄関土間にはメリットがある一方で、後悔やデメリットを感じる場合もありますので、特徴を把握した上で採用する必要があります。
そこで本記事では、広めの玄関・玄関土間を採用する場合の特徴や間取りを作る上でのコツについて解説します。
明るく、おしゃれな玄関の施工事例も紹介しますので、広めの玄関・玄関土間に憧れのある方はぜひ参考にしてください。
>浜松市で「広々とした玄関・玄関土間のある家」を建てたいなら「田畑工事」までお気軽にご相談ください!
広い玄関・玄関土間にはどんなメリットがある?
はじめに、広い玄関・玄関土間には、どのような特徴があるのか紹介します。
まずは以下の3つのメリットを確認しましょう。
- ・家族が出かける時混雑しない
- ・不足しがちな収納を確保できる
- ・介護が必要なときリフォームで対応できる
家族が出かける時混雑しない
1つ目のメリットは、家族が出かけるとき帰宅するときの混雑を避けられることです。
アパートのコンパクトな玄関で出入りしづらい経験をした方は多いでしょう。
一戸建てを建てるにあたって広めの玄関を確保すれば、家族が出入りする際の混雑を避けられます。
不足しがちな収納を確保できる
2つ目のメリットは、不足しがちな玄関周辺の収納を確保できることです。
玄関は以下のとおり、様々な物を収納することが求められます。
- ・家族の人数分の靴
- ・傘やカッパ
- ・ベビーカー
- ・サッカーボールなどのスポーツ用品
- ・ゴミ出し前の一時的な仮置き
対策を取らなければ、こうした物が溢れて乱雑な玄関になるかもしれません。
十分な収納を確保して、整頓された玄関を目指しましょう。
なお、土間部分の広さを十分に確保することで、ゴルフクラブや自転車といった大型の物も収納できるようになります。
▶関連コラム:使い勝手の良い土間収納がある間取り|ベストな位置・広さ・動線は?
介護が必要なときリフォームで対応できる
3つ目のメリットは、将来介護が必要になったときもリフォームで対応できることです。
介護を想定した場合、車椅子が可動できるスペース、手すり用のスペース、スロープを設置する場所など余裕のある空間が必要になります。
広めの玄関・玄関土間を確保しておくことで、介護に必要な設備の後付けにも対応できるでしょう。
▶関連コラム:【高齢者が住みやすい家・間取り10の条件】住みやすい家を作るポイント・注意点も解説
広い玄関・玄関土間にはデメリットが?対策は?
一方で広い玄関・玄関土間にはデメリットや後悔を感じることもありますので注意が必要です。
対策と合わせて確認しましょう。
広くしすぎて他の間取りを圧迫してしまう
1つ目は、玄関や玄関土間を広く取りすぎることで、リビングなど他の間取りを圧迫してしまうことです。
土地や予算が限られる場合、玄関を広くすると他の間取りを縮小したりグレードの高い設備を諦めることになる可能性があります。
- ・一体的な間取りにして柱や壁を減らす
- ・寝室や子ども室の床面積を減らす
- ・外観や間取りをシンプルな形状にする
こうした間取り上の工夫を加えて、広めの玄関の費用を捻出しましょう。
▶関連コラム:「平屋を安く建てることはできますか?」疑問へ9つの回答と4つの注意点を紹介
広くしすぎて掃除が大変になる
2つ目は、玄関や玄関土間を広くしすぎて掃除が大変になることです。
玄関は靴や靴下に付着した土やホコリが侵入しやすい場所です。
コンパクトであれば頻繁に掃除できますが、面積が広くなると掃除が大変になることも。
土間の掃除がサッとできるよう、玄関に掃除用具を置く場所を作る、土間用の掃除機のアタッチメントを購入するなど対策が必要です。
広い玄関・玄関土間を作る場合の5つのコツ
続いて、広い玄関や玄関土間を作る場合に、知っておきたい間取りのコツをお伝えします。
玄関の間取りづくりに、ぜひ活用してください。
3畳分の広さを基本にする
玄関を設計する際に、基本となる広さは3畳であることを確認しましょう。
畳1枚を基準にして、1枚を土間部分に、1枚を玄関ホール部分に、1枚を収納や上がり框、手すりといったユーティリティに利用すれば、玄関として機能することとなります。
この畳3枚を基準に、幅や奥行きを広げたり、玄関土間収納を追加するといった検討を加えてみましょう。
▶関連コラム:玄関ホールの広さの平均は新築戸建てではどのくらい?
リビングとのつながりを意識する
玄関の間取りを検討する場合は、リビングとのつながりを意識することも重要です。
近年の新築の間取りは玄関から直接リビングに至る、廊下を利用しない間取りが主流です。
引き戸を利用して、玄関~リビング間の間取りを常に開放できるようにすれば、採光・通風に効果的であるほか、スムーズな動線ができるなどメリットが多くなります。
リビングだけ、玄関だけと単体で考えず、間取り同士のつながりも意識しましょう。
▶関連コラム:家事動線の良い間取り9つのポイントとは?30・35・40坪の平屋やランドリールームの事例も紹介
土間部分を広げることを検討する
使いやすい玄関を目指す場合は、土間部分を広げることも検討することをおすすめします。
たとえば、玄関土間がリビングにも直接つながる間取りにすると、玄関や土間もリビングの一部として開放的な間取りを実現できるでしょう。
また、空調の効いた土間リビングで自転車や釣り道具の手入れをするなど、趣味を楽しむ場としても活用できます。
タイル・天然石・天然木など素材にこだわる
広めの玄関や玄関土間を作る場合は、素材にこだわることもおすすめです。
家の入口である玄関を広くして、さらに天然素材を利用することで高級感のあるエントランスになります。
またデザインに加えて、滑りにくいタイル敷きにするなど、実用性にも配慮することで利用しやすい玄関を実現できるでしょう。
▶関連コラム:自然素材で注文住宅を建てるメリット・デメリット|種類や内装実例も紹介
十分な収納を設けて散らかりを防止する
玄関・玄関土間を検討する場合は、十分な収納を設けることもおすすめします。
メリットの話題で紹介したとおり、玄関は様々な物を置く場所になります。
このため、十分な量の収納を確保するとともに、様々な形や大きさに対応できる収納力が求められます。
広めの玄関にして収納を設けたり、玄関土間を広げてベビーカーなど土のついた大きな物も収納できるようにすると利便性が高まるでしょう。
広い玄関・玄関土間のおしゃれ・機能的な施工事例
記事の終わりに、広い玄関や玄関土間の、おしゃれ・機能的な施工事例を紹介します。
玄関の構想を立てる際にぜひ参考にしてください。
大型の収納で玄関を綺麗に整頓
>施工事例:森の木々に包まれているような温かさを感じる家(浜松市北区)
はじめに紹介するのは、玄関横に大型のオープン収納を設けた玄関・玄関土間の事例です。
全て可動棚になっていて、収納する靴やヘルメット、その他の物に合わせて高さを変えられます。
適度に窓を設けていますので換気も促進され、カビや匂いの心配をせずに便利に使える玄関になりました。
明るい玄関
続いての事例は、広々とした玄関に、リビングやダイニング、吹き抜けから二階やロフトがつながっている事例です。
本事例は室内でバイクの整備ができるよう、十分な広さを確保しています。
吹き抜けからは十分な光が差し込むとともに、風も抜けるようになっていますので、常に新鮮な空気が供給されています。
つながりのある玄関
最後に紹介するのは、玄関から廊下にも和室にも抜けられるようにしている間取りの事例です。
和室側の引き戸を開放すれば、リビング・ダイニングまで広く見渡すことができ、開放的な玄関になります。
冬場に玄関からの冷気を入れたくないとき、和室を来客用として使うときは閉じるなどして、様々な場面に対応できますので、引き戸を活用した玄関の区切り方はおすすめです。
まとめ│広々した玄関・玄関土間で暮らす
家を建てる場合に多くの人が希望する、広めの玄関や玄関土間について解説しました。
玄関・玄関土間は十分な広さを設けることで、来客の印象をよくするおしゃれさを獲得でき、また実用性を高める効果も発揮します。
ただし、十分な設計の経験がなければ広い玄関を実現した結果、後悔につながる恐れもありますので、おしゃれ・実用的な玄関を多く施工している工務店・ハウスメーカーに依頼することをおすすめします。
浜松で家族の暮らしに寄り添った自然素材の家を造る工務店
田畑工事は、「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」
という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。
自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。