【外より家の中が寒い】原因は?16の対策も紹介│寒い家を暖かくする方法を徹底解説
「外より家の中が寒い!有効な対策について知りたい!」
本記事では、こうしたご希望に応えて、寒さ対策として気軽に取れる5つの対策、および抜本的に寒さを防ぐ11の対策、合わせて16の対策について解説します。
寒さの原因や、寒さが続いた場合に生じる問題点についても紹介しますので、家の中の寒さに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
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外より家の中が寒くなる「5つの原因」
外よりも家の中が寒い場合、次の5つが主な原因として挙げられます。
- ・壁、床、天井内の断熱材が劣化している、存在しない
- ・窓の断熱性能が低くコールドドラフトが発生している
- ・部屋の広さに対して暖房器具の能力が不足している
- ・気密性が不足してすきま風が発生している
- ・部屋の上下で温度差があり足元が冷たい
中でも大きな原因として挙げられるのは、断熱材と窓に関する問題です。
古い家の場合、床下や天井に断熱材が入っていないケースがあり、どんなに暖房器具を強めても熱が奪われる原因になります。
また、窓の性能が低い場合も寒さを感じてしまいます。
家の中から外に向かう熱損失の58%は窓から生じるとされていて、アルミサッシや単板ガラスを利用している場合に寒さの原因となります。
家の中が寒い場合の問題点を確認
こうした原因で寒さを感じる場合、次のような問題が生じてしまいます。
- ・寒さによるストレス
- ・ヒートショックによる健康被害
- ・結露、カビ、ダニの発生による健康被害
特に急激な温度差によって血圧の変化が生じるヒートショックは、特に高齢の方にとって大きなリスクです。
ほかにも結露が原因で発生する、ダニやカビも健康被害を引き起こしますので、寒さへの十分な備えを取る必要があるのです。
浜松市の周辺地域で寒さに悩んでいる方は、断熱リフォームの施工実績も豊富な田畑工事まで、お気軽にご相談ください。
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外より家の中が寒い!気軽に取れる5つの対策
まずは外よりも家の中が寒い場合に、すぐに取れる対策を紹介します。
- (1)十分に重ね着して寒さを防ぐ
- (2)カーペット、コルクマットで足元の冷えを防ぐ
- (3)局所暖房で部分的に部屋を温める
- (4)遮熱カーテンの利用で窓辺からの寒さ対策
- (5)専用のテープで隙間風を防ぐ
(1)十分に重ね着して寒さを防ぐ
1つ目は、十分に重ね着をすることです。
下着、シャツ、上着と重ね着することで空気の層が生まれて、寒さが肌まで届きづらい環境を整えられます。
また、靴下やルームシューズを履くことで、冷たくなりがちな足元の寒さを防ぐこともできます。
(2)カーペット、コルクマットで足元の冷えを防ぐ
2つ目は、カーペットやコルクマットといった敷物で足元の冷えを防ぐことです。
熱は温まると上昇する性質がありますので、足元は冷たくなりがちです。
カーペットやコルクマットなど、空気の層を床と足の間に挟むことで、フローリングの冷たさが伝わることを防げます。
(3)局所暖房で部分的に部屋を温める
3つ目は、局所的に利用できる暖房の活用です。
電気ストーブやファンヒーターといった部屋の一部を温める器具をエアコンと併用すれば、過ごしている空間に限っては温かに過ごせます。
キッチンで立ち仕事をしているときや洗濯物を干しているときなど、家事の最中に部屋の一部を温める際も利用できます。
(4)遮熱カーテンの利用で窓辺からの寒さ対策
4つ目は、熱を遮る効果を持つ遮熱カーテンの利用です。
カーテンの中には、熱の移動を遮断する製品があります。
こうした製品を活用することで、温めた室内の熱が外に逃げることを防げます。
(5)専用のテープで隙間風を防ぐ
5つ目は、専用のテープを利用して隙間風を防ぐことです。
窓と窓枠の間など、隙間風が入る箇所に貼り付ける専用のテープがありますので、利用して冷たい隙間風の侵入を防ぎましょう。
より根本的に家の寒さ対策を施すには、これから紹介する対策の検討をおすすめします。
詳しく断熱リフォームについて聞きたい方は、浜松市のショールームまでお気軽にお越しください。
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外より家の中が寒い!抜本的な11の対策
続いて、抜本的に寒さを軽減できる対策について紹介します。
- (1)断熱材の交換、追加で壁、床、天井の冷気対策
- (2)ガラス交換で窓辺の冷気対策
- (3)窓交換で窓辺の冷気対策
- (4)二重窓で窓辺の冷気対策
- (5)シャッターで窓辺の冷気対策
- (6)玄関ドア交換で玄関の冷気対策
- (7)部屋の広さに合わせた空調機器を選択
- (8)全館空調で部屋間の温度差を解消
- (9)間取りをつなげて部屋間の温度差を解消
- (10)断熱ユニットバスでお風呂の寒さ対策
- (11)建て替えで抜本的に悩みを解消
(1)断熱材の交換、追加で壁、床、天井の冷気対策
>施工事例:リノベーションで耐震性・断熱性・生活動線全てが改善した家(浜松市中区)
古い家で、壁や床、天井などに断熱材が入っていない場合は、断熱材を追加することで飛躍的に断熱性を高められます。
断熱材がある場合でも、経年劣化や湿気によって脱落し効果を発揮していない場合がありますので注意が必要です。
(2)ガラス交換で窓辺の冷気対策
窓辺から寒さを感じる場合は、ガラスの交換も効果的です。
単板ガラス(1枚で構成されるガラス)など、断熱性能が低いガラスを使用している場合は、ペアガラスやトリプルガラス、遮熱効果のあるLow-Eガラスに交換することで断熱効果を高められます。
(3)窓交換で窓辺の冷気対策
ガラスに加えて、窓枠も含めた交換リフォームもおすすめです。
特に窓枠がアルミで構成されるアルミサッシを利用している場合、断熱性が低く熱の侵入経路となっている恐れがあります。
樹脂サッシやアルミ樹脂複合サッシの利用で、飛躍的に断熱性を高められる可能性があります。
(4)二重窓で窓辺の冷気対策
既存の窓の内側に新たな窓を設置する、二重窓も効果的です。
既存の窓と新しい窓の間に断熱効果のある層ができますので、窓からの冷気の侵入を防ぐ効果が高まります。
(5)シャッターで窓辺の冷気対策
窓の外にシャッターを設けることも、特に夜間の断熱対策になります。
近年不安視される防犯にも効果を発揮しますので、不安を感じている方は2つの目的を達成できる可能性があります。
(6)玄関ドア交換で玄関の冷気対策
窓に加えて、玄関ドアの交換で玄関の冷気対策も検討しましょう。
特に玄関ホールが各部屋をつなぐ間取りになっている場合、玄関からの冷気の侵入を防げば、寒さを大幅に軽減できます。
(7)部屋の広さに合わせた空調機器を選択
部屋が広い場合などは、部屋の広さに合わせた空調機器の利用も効果的です。
特に吹き抜けがある場合など、部屋の体積が大きい場合は空調機器の容量不足を疑いましょう。
(8)全館空調で部屋間の温度差を解消
部屋間の温度差を解消したい場合は、全館空調の導入も検討しましょう。
屋根裏などに空調機器を設置、各部屋に暖かい風を送る全館空調があれば、リビングやダイニングなどのほか、廊下や脱衣室も一定の室温に調節できます。
>関連コラム:全館空調とは戸建ての家を快適な家にする空調設備
(9)間取りをつなげて部屋間の温度差を解消
壁を取り壊すなどして間取りをつなげるリフォームも、部屋間の温度差を解消する際には効果的です。
LDKや和室、廊下などが一体化すれば、移動の際の温度差によるストレスがなくなります。
>関連コラム:「壁をぶち抜くリフォームはできますか?」疑問へ回答│費用やメリット・デメリット、注意点まで解説
(10)断熱ユニットバスでお風呂の寒さ対策
浴室で寒さを感じる場合は、断熱効果の高いユニットバスへの交換が効果的です。
特に、使用中のお風呂がコンクリートでできた在来工法の場合は、断熱性の高いユニットバスへの交換で寒さへのストレスを解消できます。
(11)建て替えで抜本的に悩みを解消
築年数が経過したお住まいの場合は、個別に対策を施すと逆に費用が高くなる恐れがありますので、建て替えによって寒さのほか様々な悩みを一挙に解決することもおすすめです。
特に1950年以前に建てられた住まいは耐震性能が不足している可能性があります(旧耐震基準に基づいているため)ので、建て替え、または耐震性の向上を伴うリフォームがおすすめです。
>関連コラム:『耐震等級は意味ない・耐震等級1で十分』は本当?意味ある根拠を解説│耐震性を高める方法も紹介
まとめ│新築・リフォームでの寒さ対策は田畑工事へ
>施工事例(リノベーション):自然素材と職人技のリノベーション(袋井市)
「外より家の中が寒い場合、どうしたらいいですか?」
こうした疑問に対して、気軽に取れる対策から抜本的に寒さを軽減できる対策まで16の方法を紹介しました。
最適な方法は、築年数や断熱材の有無などお住まいの状態によりますので、新築・リフォームを受け付けている工務店やハウスメーカーに相談しましょう。
浜松市周辺エリアでご検討中であれば、断熱性の高い住まいを提供する、田畑工事へお気軽にご相談ください。
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浜松で家族の暮らしに寄り添った自然素材の家を造る工務店
田畑工事は、「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」
という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。
自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。