家族の為の家を建てたいと考えても、どうしても二の足を踏んでしまうご家族が多い理由は、家づくりに高額な費用がかかるからではないでしょうか?
定年退職近くまで続く住宅ローンの圧迫を思うと、「家を建てても、ゆとりのある生活を楽しめないのではないだろうか?」「子供に公立校以外の選択肢を与えられなくなるかもしれない」など、将来に向けての不安を感じることもあるでしょう。
住宅ローンが、現在お住まいの賃貸住宅の家賃と同じくらいで、生活の負担にならなければ、家づくりへの不安はずいぶんと軽くなるはずです。
住宅ローンに圧迫されない家づくりの方法について考えていきましょう。
家づくりにかかる費用
注文住宅を建てたご家族は、平均して、どの程度の家づくり費用を使っているのでしょうか?
2019年度のフラット35の住宅に関する利用調査の結果を見ていきましょう。
フラット35は、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して、消費者に提供している全期間固定金利型住宅ローンです。
2019年には、新築住宅を建てたご家族のうち、41.9%が、フラット35を利用しています。
利用調査、フラット35を利用して、住宅購入をした人に対して行った調査の結果です。
2019年度に、フラット35を利用した注文住宅購入件数は、11,666 件、費用の全国平均は、3,454万円でした。
土地付き注文住宅の件数23,291 件、費用の全国平均は、4,257万円です。
世帯年収は上昇していないにもかかわらず、注文住宅にかかる費用は、徐々に上昇傾向にあるため、住宅の規模は、以前より小さくなってきています。
費用が嵩めば、住宅ローンの額も大きくなり、生活にゆとりがなくなってしまうと考えた結果、予算内に収める為、住宅の規模を小さくするという結論を出したご家族が多いということなのでしょう。
その一方、国土交通省が指針としている一般型誘導居住面積水準においては、4人家族には、125㎡の床面積が理想的という数字が示されています。
「世帯人数に応じて、豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積に関する水準」を満たすためには、25㎡+家族一人に対して、世帯25㎡が必要であるという考え方です。
お住まいの地域にもよりますが、土地の価格が高額であれば、かなり高額な家づくり資金が必要です。
金融機関では、家族の年収に対して、借入可能額を設定しています。
借入可能額は、金融機関によって異なりますが、借入可能額=楽に返済できる金額ではありません。
借入可能額の上限で住宅ローンを組んだ場合、確実に生活は圧迫されます。
最悪の場合、住宅ローンが破綻してしまうこともあります。
月々の返済額を減らす為に、返済期間を長くすれば、圧迫されないで済むと考えるかもしれませんが、長くなるほど金利が上がっていきます。
完済までの期間も伸びてしまいます。
無理のない返済を考える際、月々の返済額が、現在の家賃と変わらない金額であることが、わかりやすい目安です。
もちろん、今までの貯蓄額や、家庭の事情によっても、無理のない返済額は変わってきます。
子供がすでに成長していて、家の中に働き手が多くいる、二世帯住宅で親世帯も現役であるというようなご家庭と、子育て中で、これから教育資金も蓄えなくてはならない、介護が必要な親を引き取る予定であるというようなご家庭では、家計は大きく違うでしょう。
住宅ローンに圧迫されず、家族の為の家を持つためには、平均的な注文住宅より費用を抑えられる家づくりの方法を考える必要があります。
家づくりの方法
新築住宅を手に入れるためには、主に2つの方法があります。
注文住宅を建てる方法と、建売住宅を購入する方法です。
注文住宅は、家族構成や家族の暮らし方に合わせて建築する住宅です。
建売住宅は、すでに完成している住宅を購入する方法です。
建売住宅の中で、生活の利便性に叶う立地、家族構成と暮らし方に合う間取り、家族の好みに合う外観と内装の家が見つかれば、土地探しの手間が省けるので、手軽な家づくりができます。
しかし、現実には、完璧に満足できる家を探し当てるのは難しいのではないでしょうか?
一方、注文住宅には、主に二種類の家づくりの方法があります。
ひとつは、ゼロから始める注文住宅です。
何もないところから、外観、内装、間取りなどの目に見える部分から、耐震性能、断熱性能などの住宅の性能のグレードも、家族の価値観に合わせて、決められていきます。
したがって、設計、構造計算、建材の調達など、家づくりに必要なことは、すべて単体で進められます。
その結果、建売住宅より、高額になってしまうのです。
もう一つの注文住宅の家づくりの方法は、規格型注文住宅です。
基本となる外観、内装、間取りには数種類用意されていて、その中から、家族の好みに合わせて、色や建材を選び、家族構成と暮らし方に合わせて、間取りを選ぶという方法です。
この方法の場合、設計と構造計算を個別にする必要がなく、建材も一括購入できるので、建築費を抑えられます。
「家族の好みや暮らし方に合う家を建てたいが、一般的な注文住宅の価格を考えると、経済的に不安がある」
というご家族には、純粋な注文住宅より建築費を抑えられるので、ゆとりのある家づくりが進められます。
この部分は、建売住宅と同じ理屈ですが、規格型注文住宅には、視覚的な好み、家族の暮らしやすさに合わせた選択肢があるという部分が異なります。
「家族の好みや暮らし方に合う家を建てたいと思って、注文住宅を選んだが、自由過ぎて、どこから手を付けていいかわからない」
というご家族には、用意された選択肢の中から、自分たちの価値観に合うものを選んでいけばよいので、ゼロから始める注文住宅より、家づくりにかける時間を短縮できます。
反対に、こだわりがあり、すべてを自分たち家族で決めていきたいという場合には、純粋な注文住宅が向いています。
静岡県で建てられる規格型注文住宅 企画商品エラベール
企画商品エラベールは、省コストでもセミオーダー、自由に選べる家づくりです。
無理をせずマイホームの夢を叶えたいというご家族に向けた規格型注文住宅です。
用意されている外観と内装は、どの組み合わせを選んでも、価格が同じです。
自由に選べる4つの外観
周囲の景観に溶け込む、すっきりしたシンプルでモダンな外観デザインです。