自然素材にこだわる工務店で建てる浜松の注文住宅 家の外観デザインの決め手になる要素とは?
住宅を新築する際に、抑えなくてはならないポイントは、暮らしやすさと外観デザイン、そして予算です。
暮らしやすさの決め手は、間取りと住宅の性能です。
外観デザインと外構デザインは、住まいの印象、外部から見たその家に住む家族のイメージを作ります。
予算は、家を建てた後の家計を圧迫せず、ゆとりある生活をする為に、決められた住宅の購入費用です。
良い家づくりをする為には、
夏涼しく、冬暖かいという暮らしやすい環境が整った家、
印象の良い見た目を持つ外観デザインと外構の家を、
当初決めた予算内で、実現させる必要があります。
住宅に、印象の良い見た目を持たせる外観とは、どのようなデザインなのでしょうか?
住まいの印象を変える屋根と家の形
同じ屋根の形でも、その組み合わせによって、外観デザインのイメージが変わります。
切妻屋根と言われる三角の屋根の和風の家
瓦屋根と、塗り壁で建てられる在来工法の家です。
和風の家に使われる瓦は、和瓦です。
粘土を焼き上げて作られる和瓦には、
仕上げに瓦をいぶして、皮膜を作るいぶし瓦
釉薬を使わずに焼き上げる無釉薬瓦
焼き上げる過程で塩を使い赤褐色にする塩焼瓦があります。
近年、瓦を葺ける職人さんが減ってしまった為に、費用は嵩みます。
しかし、和風住宅に溶け込む美しさ、耐熱性、断熱性、遮音性、耐震性など、屋根に求められるすべての性能の高さから、住宅にこだわる人には、高い支持を得ています。
1階より2階の方が小さく、下屋のある家、引き戸の玄関、木材の格子などが、家全体の形状の特徴です。
洋風の住宅に比べて、大きめの引き戸の窓も、和風住宅の特徴の一つです。
この他に、方形屋根が使われたり、1階と2階の大きさが同じ総二階建ての形状が取り入れられたりする和風住宅もあります。
切妻屋根と言われる三角の屋根の洋風の家
赤毛のアンが住んでいた家グリーンゲイブルズは、緑の切妻屋根でした。
現在でも、カナダには、三角屋根の住宅がたくさんあり、日本でもこのデザインを取り入れた洋風住宅があります。
その他にも、日本の洋風住宅には、様々な国のスタイルを彷彿させる住宅があります。
最近、人気が高まっている北欧スタイルの住宅の特徴は、外壁だけではなく、窓枠なども木材が多く使われていることです。
三角屋根で、1階と2階の大きさが同じ総二階建ての家に、ベランダやバルコニーで、アクセントがつけられています。
家の内側にも、外側にも開閉できるドレーキップ窓は、性能が高いだけではなく、家の外観デザインにも大きな影響を与えています。
アメリカンスタイルの住宅は、いくつもの三角屋根の組み合わせ、上げ下げ窓、ポーチなどが、外観の特徴です。
フレンチスタイルや、スパニッシュスタイルには、方形屋根が使われることが多く、どちらも、凹凸のある総二階建て、塗り壁、玄関ポーチ、上げ下げ窓が特徴です。
フレンチスタイルでは、暗いトーン、スパニッシュスタイルでは、明るいトーンの屋根が載っています。
洋風住宅の屋根材には、
粘土を原料にし、仕上げ釉薬をかけて、様々な色の瓦にした釉薬瓦(陶器瓦)、
セメントと強化繊維を混ぜて作られるスレート、
アルミ亜鉛合金にめっきを施したガルバリウム鋼板などが使われます。
日本国内での洋風住宅には、
それぞれの国の特色が押し出されたデザインの輸入住宅と、
様々な国の良さを取り入れながら、日本人の住みやすさを追求した、日本独自の洋風住宅があります。
輸入住宅に比べ、日本独自の洋風住宅の外観の方が、周囲の景観に溶け込む住宅であるケースが多くあります。
周囲に溶け込む外壁の質感と色
デザインと同時に、住宅の印象に大きな影響を与えるのは、外壁の色と質感です。
外壁の色で、最も大切なことは、周囲の景観に溶け込む色であるということです。
自治体によって、外壁の色を規制されている地域もあるほどです。
周囲の住宅や、自然の緑と調和する色が基本です。
オフホワイト~ベージュ系の外壁とブラウン系の屋根の組み合わせは、ナチュラルな雰囲気の家
朱がかったベージュ系の外壁と、朱色系の屋根の組み合わせは、洋風な雰囲気の家
薄いグレー系~薄いブルー系の外壁と、グレー系~ブルー系の屋根の組み合わせは、シンプルでモダンな雰囲気
といったように、外壁と屋根の色の組み合わせで、住宅の雰囲気が変わります。
また、外壁の色は、1色にする方法と、上下、又は縦に部分的に色を変える方法があります。
同系色で濃い色と薄い色の組み合わせにする方法と、濃い色をアクセントとして、部分的に使う場合があります。
新築住宅の色選びで注意しなくてはならないことは、色見本と、実際に外壁になった時の色の違いです。
同じ色でも、色は大きさによって、受ける印象が変わります。
小さいと濃く見え、大きくなると薄く見えるという現象です。
色見本で見た時は、もっと濃かったのに、完成した住宅の外壁は、白っぽかったというようなことがおこってしまうのです。
また、色見本は室内で見ますが、外壁は、太陽の光を浴びています。
その為、さらに色の印象が変わります。
外壁の色を決める際は、施工先の工務店の人と、周辺の家を見て回り、自分が選んだ色が、どの家の色のようになるのか、聞いてみるのも、一つの解決策です。
外壁の建材によっても、住宅の質感が変わります。
左官職人さんが、塗って仕上げる土壁や漆喰壁などの塗り壁は、色によって、和風住宅にも、洋風住宅にも似合い、自然な風合いが作られます。
ただ、瓦職人さんと同じように、塗り壁の高い技術を持つ左官職人さんも減っているので、塗り壁の家が減ってきています。
最近では、木材風の質感を持つ窯業系サイディングが、外壁に使われることも多いのですが、本物の無垢材も外壁に使われます。
和風住宅の場合は、塗り壁と組み合わせて使われるケースが多く、アメリカンスタイルの住宅では、外壁全てを板張りにします。
セメントを原料にして作られる窯業系サイディングは、カラーバリエーションが豊富な上に、タイル、レンガ、木など、あらゆる建材の質感が揃っています。
その為、どんな雰囲気の家にも調和する建材です。
ガルバリウム鋼鈑などの金属サイディングは、シンプルでモダンな雰囲気の家を演出します。
間取りにも影響する窓のデザインと位置
窓は、外観デザイン、室内環境、間取りに影響を与えます。
引き戸は和風住宅、上げ下げ窓は、洋風な住宅、すべり出し窓は、モダンな住宅に使われます。
大きい窓は、開放的な雰囲気、細長い縦滑り窓や、高い位置、低い位置につける横すべり窓は、モダンな雰囲気、並んだ小さな窓は、洋風な雰囲気をつくります。
ただ、窓の位置は、家の外観にも影響するのですが、暮らしの快適さを考えると、家の向き、隣家や道路との距離を考慮して決める必要があります。
日当たりと風通しの良さを確保しつつ、プライバシーも守らなくてはならないからです。
加えて、窓を多く作り過ぎると、室内で家具の配置が思うようにいかないという問題も出てきます。
室内環境を快適に調えることを基本にした上で、外壁の広さとバランスがとれる窓の数とサイズ、開閉タイプ、並べ方を決めることが大切です。
浜松で自然素材の家を造る工務店
「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。
自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。