自然に溶け込む木の家と平屋での暮らし
木の家と平屋は、自然な暮らしを好む人にとって、相性の良い組み合わせです。
庭と融合する家、無垢材で建てる家は、ゆったり過ごせる家、健康な生活ができる家でもあります。
無垢材には、家を快適にする特性があります。
その特性が木の家の魅力を作りだすのです。
無垢材の造る快適な木の家の平屋暮らしには、どのような良さがあるのでしょうか。
無垢材で建てる木の家
木造建築の住宅に使われる木材には、無垢材と集成材がありますが、自然素材でつくる木の家は、主要な材料として無垢材を使って建てられます。
無垢材とは、天然の木から伐りだされた木材、集成材とは、同じ大きさにカットされた小さな材を貼り合わせた木材です。
無垢材は、乾燥の度合いで、そりや歪みが生じることがあり、熟練した職人でなければ扱えない木材です。
集成材は、強度が均等で、扱いやすい木材です。
そして、扱いが難しいにもかかわらず多くの人に無垢材の家が好まれる理由は、無垢材の特性にあります。
建築に関する無垢材の良さ:強靭な骨組み
近年は、狂いの少ない集成材が使われることも多いのですが、無垢材には、乾燥すればするほど強くなるという強靭さがあります。
木材の建築物は、コンクリートに比べると、耐久性が低いと思われている方は少なくありませんが、それは間違いです。
日本国内には、法隆寺のように1300年以上前に建築されたお寺や、明治時代に建てられた華族の邸宅など、数多くの木造建築物が残っています。
建築に関する無垢材の良さ:見た目の美しさ
無垢材は、家の中からは見えない骨組みの部分にも使われていますが、柱や、軒下の垂木、床や天井の内装など、目に見える部分にも使われています。
無垢材は、部屋を落ち着きのある自然な雰囲気に演出します。
また、経年変化によって、味わいも出てきます。
明るい色の無垢材は、深い色に、濃い色の無垢材は、明るい色へと経年変化し、味わい深い色になっていきます。
暮らしに関する無垢材の良さ:調湿性
無垢材には、室内の湿度を調整する働きがあります。
空気が湿り気を帯びてくると、空気中の水分を吸収し、湿度が高くならないようにします。
反対に、空気中の水分が減り過ぎると、吸収した水分を放出して、カラカラの空気にならないようにします。
快適な室内環境の部屋の湿度は、40~60%です。
湿度が高くなると、カビやダニが発生しやすくなり、低くなり過ぎると、ウィルスが活性化しやすい室内環境になってしまいます。
加えて、室内が快適に保たれている家はカビやダニによる皮膚や呼吸器のアレルギー性の炎症やウィルスによる感染症の発生を抑えます。
肌に触れた時の心地よい感触
裸足で無垢材の床の上を歩くと、夏はベタベタせず、さらっとした感触、冬はヒヤッとせず、じんわりとした温かみのある感触が味わえます。
爽やかな気分を作る香り
爽やかな気分になり、心が落ち着く 緑の多い公園や、山の中に出かけた時に感じる気持ち良さは、フィトンチッドの香りに癒されるからです。
無垢材を使った家の中には、それと同じような心地よさがあります。
生活臭が抑えられる
無垢材の持つ香りには、臭いを消す働きがあります。
この働きによって、生活の中で発生する家独特の臭いが抑えられます。
ダニの発生を抑える無垢材の持つ香りには、ダニを寄せ付けない働きがあります。
この他にも、無垢材にはたくさんの暮らしの快適さを作る要素があり、その一つ一つが木の家の魅力になっています。
平屋暮らしの魅力
住宅が密集した地域に住む人にとって、平屋は手が届かない贅沢な夢の家です。
しかし、隣家との距離を確保できる幸せな環境にある地域では、平屋暮らしは手に届く家です。
新築住宅を検討中で、平屋を建てられる環境にある人は、平屋を建てるという選択肢について考えてみませんか?
家族が自然に触れあう暮らし
子供たちが思春期を迎え、自室に閉じこもるような時期が来たとしても、常に自然な家族のふれあいがあります。
子供がいつ出かけて、いつ帰ったのかわからないという心配もありません。
庭と繋がる暮らし
リビングはもちろんのこと、寝室や子供部屋も、庭と繋がった部屋にできます。
室内にいながら、木々を揺らす風や、太陽の明るさを感じ取る事が出来ます。
ウッドデッキを設置すると、外の緑を楽しみながら、のんびり読書を楽しんだり、夕涼みをしたりできます。
子供たちにとっては、退屈な雨の日の恰好な遊び場になります。
また、庭にも目が届くので、子供が安全に庭で遊べます。
階段がない暮らしにおいては家事労働の負担が減ります。
洗濯物をベランダまで運んで干す。
2階まで掃除機を持って上がり、また下す。
朝の食事の支度をしながら、2階のベランダや子供部屋を往復する。
子供の入浴準備のために、2階子供部屋と1階浴室を往復するなど、階段は、家事の負担を大きくします。
また、高齢になった時には、階段の上り下りが辛くなり、子供が独立後の子供部屋を、有効活用できないという状況になることもあります。
さらに、子育て中の母親にとって平屋は、家事をしながらでも、いつも子供に目が届く安心感があります。
家の中に温度差がない暮らし
暖房をつけている部屋と暖房のない玄関や浴室が寒いという家の中の環境は、快適ではありません。
朝が早い主婦にとっては、暖房をつけてもなかなか部屋が暖まらず、朝の家事が辛いでしょう
。
おじいちゃん、おばあちゃんにとって、寒い浴室は、血圧を上昇させるかもしれません。
平屋住宅は、家の中の温度を一定に保ちやすい家です。
平屋では、壁だけではなく、屋根にも窓をつけられるので、明るく暖かい室内環境を作りやすいからです。
また、屋根の形状によっても、家の中に差しこむ太陽の光や風を調節できます。
太陽の暖かさや、風通しを調節できる家では、冷暖房が効率良く働くので、省エネにもなります。
木の家の平屋は、無垢材の作る快適性と、平屋の持つ暮らしやすさを併せ持った住宅です。
無垢材の良さ
子や孫の代まで暮らせる強靭な家
自然な美しさ
適切な湿度が維持された部屋の環境を調える
裸足で歩いた時の感触の良さ
香りが作る癒し効果で心が落ち着く
無垢材の香りが生活の中で生まれる臭いを抑える
平屋の良さ
家族の自然な触れ合い
庭と融合した暮らし
家事労働の負担が減る
冷暖房の効率が良くなる
住宅の新築を検討中であれば、木の家と平屋を選択肢の一つにしませんか?
浜松の木の家平屋 建築事例
田畑工事の平屋の建築事例をご紹介します。
(物件名)邸庭の四季を楽しみながら快適なワンフロアの暮らしができる家 浜松市浜北区 S様
(説明)和風で古民家のテイストを取り入れた家、平家に近い使い勝手や外観、高低差のある土地の特徴生かした家というご要望を取り入れた平屋住宅です。
床は桧無垢材、壁は漆喰、天井は杉無垢板及び和紙にて仕上げたLDKです。
床の間に飾り窓を設けた和室です。
(物件名)支えあって楽しく仲良く。平屋の二世帯住宅 磐田市 S様邸
(説明)平屋の半融合型二世帯住宅のリビングダイニングです。普段は、開放して広々と使います。お客様のいらした時には、間にあるパーテーションを閉じると、リビングが客間として使えます。
和紙琉球畳のリビングです。
将来間仕切りで4.5帖の2部屋にできる9帖の子供室です。
こちらから、動画をご覧いただけます。
支えあって楽しく仲良く。平屋の二世帯住宅 磐田市 S様邸
浜松で暮らしやすい注文住宅を造る田畑工事
「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。
自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。