雨楽の家のテイストでリノベーション 浜松の工務店・田畑工事はリノベーションもお引き受けします
子供たちが成長するに連れて、家族の暮らしは変化します。
赤ちゃんだった頃に暮らしやすかった間取りも、就学すると、暮らしやすい間取りが変わります。
さらに成長して、独立していくこともあれば、結婚して、同居することもあります。
暮らしが変化すると、以前は、生活しやすかった間取りに、無駄な部分や足りない部分が出てきます。
「そろそろリフォームしようか?」
「それとも思い切って建替えようか?」
リフォームと、建て替えを比べると、リフォームの方が、はるかに費用を抑えられます。
ただし、リフォームの場合は、間取りの変更には制限があり、100%思い通りにはならないケースが多いです。
建替えは0から始めるので、100%思い通りの家が建ちますが、莫大な費用がかかります。
リノベーションなら、100%希望通りの家に生まれ変わる上に、建て替えほどの費用がかかりません。
リノベーションとは?
わかりやすい例として挙げられるのが、廃墟になりそうな古い団地を、リノベーションで、最先端の団地に生まれ変わらせたケースです。
古いマンションの部屋を購入し、リノベーションして快適な部屋に変えるケースもあります。
このような鉄骨の建物以外、木造の戸建て住宅がリノベーションによって、生まれ変わったケースも、数多くあります。
リノベーションの目的は、主に3つあります。
暮らしの変化によって変わってしまった家族にとっての最適な部屋の配置と動線を変え、ストレスのない間取りにすること、
健康的な暮らし、快適な暮らしが出来る家にすること、
インテリア性を向上させることです。
それぞれの目的について、考えてみましょう。
リノベーションでできること 間取りを変える
暮らしの変化によって、家族の家での過ごし方や居室の使い方、生活動線が変わります。
間取りの変更は、そのような変化に応じ、変化した暮らしに対応する家にする為に必要な変更です。
リノベーションとは、このような変化に対応させるための工事で、スケルトンリフォームというリフォームの方法です。
一般的なリフォームは、キッチンや浴室などの住宅設備機器を交換する、壁紙や床板を貼りかえるなどで、家の中をきれいにするもので、大掛かりな間取りの変更はできません。
その為、制限が出てしまう代わりに、費用も抑えられるのです。
リフォームには、柱、梁、土台などの構造部だけを残して、すべて解体するフルスケルトンリフォームと、
構造部に加えて、外壁や階段を残して、内部の間取りは制限なく変更するスケルトンリフォーム、
構造部に加えて、外壁、階段と耐力壁を残して、間取りと内装を変更するリフォームがあります。
*ここでちょっとミニ解説 戸建て住宅の壁の種類
戸建て住宅には、主に3つの壁があります。
ひとつは、住宅全体を包む外壁です。
そして、戸建て住宅の内部にある壁には、耐力壁と間仕切り壁があります。
耐力壁は、地震の揺れや、強風などが家にかける横からのエネルギーに抵抗して、家を守る働きをする構造的に固定された壁です。
その為、住宅の耐震性を維持する為には、柱や梁、土台と同じく、非常に重要な部分です。
間取りを変えるために、簡単に取り外すことはできません。
一方、間仕切壁は、構造的に固定された壁ではありません。
部屋と部屋、又は室内の空間を区切る働きをする壁です。
従って、住宅の耐震性には、関わりがありません。
外したり増やしたりしても、家の安全が損なわれない壁です。
フルスケルトンリフォームでのリノベーションの場合は、耐力壁を取り外し、別の場所に作れるという強みがあります。
したがって、リノベーションは、リフォームの種類によって、できることの範囲が変わってきます。
納得できる仕上がりを得るためには、希望する間取りの変更プランに合わせて、適切なリノベーションの方法を選ぶことが大切です。
広く取ってあった子供部屋に間仕切壁を入れて、2部屋にする、
ダイニングとリビングの間の間仕切壁を外して、繋がった空間にするというような間取り変更と、
各居室の位置と大きさを変える、増築する、減築するなどの大掛かりな変更では、工事の方法が変わるからです。
リノベーションでできること 室内環境を変える
田畑工事のリノベーションに対する考え方は、
今お住まいの不具合を手直ししたり、古くなった設備 を取り替えたりするだけの変化ではなく、
建物の性能を高めて住まいを再生し、住む人の生活をより快適にする変化です。
住む人の生活をより快適にする変化の一つに、室内環境があります。
室内環境は、内装に使われる建材によって、大きく変わります。
壁と天井には、クロスを張った壁と天井と木材を張った壁と天井、塗り壁と塗り天井があります。
壁紙と天井の素材には、塩化ビニール樹脂や、紙クロス、織物クロスなどがあり、
木材には、無垢材と集成材があり、
塗り壁には、漆喰壁や珪藻土、土壁などがあります。
床の素材には、木材、畳、タイル、コルクなどがあります。
これらの素材の中には、植物や樹木など、自然界にある素材、化学的に合成された、石油由来の素材があります。
そして、室内環境を調える働きをする素材が、自然素材です。
自然由来の素材には、無垢材、和紙や天然紙など植物や織物から作られたクロス、イグサから作られた畳、塗り壁等があげられます。
自然素材が、室内環境を調える働きをする理由のひとつは、自然素材の持つ調湿性です。
調湿性とは、室内の湿度を調整する働きです。
自然素材は、空気中の水分が増えすぎた時には、水分を吸収し、乾燥しすぎた時には、蓄えた水分を放出し、常にちょうど良い室内の湿度を維持できるからです。
その結果、結露、カビ、ダニの発生が抑えられ、家族がアレルギーを発症するリスクも低下します
また、化学的に有害な物質が、空気中に混入する心配がないので、家の中は、常にきれいな空気で満たされます。
自然素材には、外気温の影響を受けにくいという良さもあります。
熱を伝えにくいので、裸足で歩いたり、手で触れたりした時に、夏は熱くなり過ぎず、冬はヒヤッとしません。
その熱を伝えにくいという性質が、感触だけではなく、室内の温度を、最小限の冷暖房で保てるという働きになって、室内環境に貢献します。
リノベーションでできること インテリア性を上げる
自然素材には、他の素材にはない美しさがあります。
華美ではありませんが、落ち着きと清潔感溢れる自然素材を使った内装は、室内を居心地の良い雰囲気にします。
リノベーションの際には、造作家具が作れます。
造作家具は、内装の雰囲気に調和することに加えて、ピッタリのサイズに作れるので、デッドスペースが生まれず、他の家具を思い通りに配置できます。
自然素材にこだわった雨楽テイストのリノベーション
健康志向の家をというご要望にお応えした雨楽仕様のリノベーションです。
全面がガレージだった1階部分に、18畳のLDK 、ご夫婦の寝室、小学校に入学した子様たちの為のスタディールームを造りました。
2階には、3つの子供部屋、さらにロフトを造りました。
床には桧無垢板、水回りの床には栗無垢板、壁には天然紙+ホタテしっくい塗、天井には無垢杉板と土佐和紙、建具には無垢パイン材を使った自然素材にこだわった健康住宅です。
今回ご紹介したリノベーションの動画です。
田畑工事では、リノベーションへのご要望をお伺いした上で、現在お住まいの住宅の状態、周辺の環境を調査し、最適なリノベーションの方法をご提案いたします。
建替えとリノベーションで迷われておいででしたら、ぜひご相談ください。
もっと詳しく…自然素材の家
浜松で自然素材の家を造る工務店
「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。
自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。