浜松で実現させる自然素材の注文住宅での暮らし
浜松市は、豊かな自然と利便性が共存する地域であり、健康寿命や幸福度が高いことで知られる市でもあります。
実際に、一般財団法人日本総合研究所が、2年ごとに発表している全47都道府県幸福度ランキングでは、2018年に浜松市が第一位に選ばれています。
その健康で幸福な生活を支える条件の一つに、地域の気候があります。
浜松の気候は、冬には遠州のからっ風と呼ばれる北西の季節風が吹き、寒い日もありますが、年間を通しては、温暖で過ごしやすい日が続きます。
陽の当たっている時間も長く、平成21年から25年にかけての気象庁の日照時間の長さの調査の結果、毎年、1位から5位の間に入っています。
3年ごとに行われる厚生労働省の調査では、全国20都市のうち、男女ともに、健康寿命が最も長いのは、浜松市でした。
今年はまだ発表されていませんが、2016年の調査では、男性73.19歳、女性76.19歳という結果が出ています。
長寿であっても、寝たきりであれば、健康寿命が長いとは言えません。
浜松市には、元気に暮らしている高齢者が、日本で一番多いということなのです。
この状況を作っている要素には、温暖な気候、海、山、川に囲まれた豊かな自然と食材の豊かさ、教育・文化・医療体制の充実、活発な地域活動、浜松市の就労率の高さといったことがあげられます。
若い家族にとっては、子育て支援の充実や物価の安さも、魅力の一つでしょう。
そんな幸せな地域で、より健康的で快適な暮らしを実現させるのは、自然素材の家です。
自然素材の注文住宅とは?
昭和の初めのころまでは、家の骨組みは木材、屋根には瓦、内装にはふすまや塗り壁、畳など、自然素材の家ばかりでした。
自然素材の中には、住宅の建材に最適な素材がたくさんあるからです。
しかし、戦後、欧米の文化が庶民の生活にも流入して、世の中の合理化が進み、日本の家づくりは、変化してきました。
日本の森の管理がずさんになり、木材の質が低下してしまい、国内の木材が入手しにくくなったことや、扱いの難しい無垢材を扱える大工さんが減ってしまったことも、家づくりを変化させた原因と考えられます。
無垢材と比べると、職人の熟練度が問われない建材や、手軽に組み立てられる工法で建てる家が増えてきました。
その結果、確かに短期間で、価格を抑えた家が完成するようになりました。
しかし、同時に、建材による健康被害も生まれてしまったのです。
自然素材以外の建材には、集成材やビニールクロス、クッションフロアなど様々ありますが、これらの建材に使われている接着剤や塗料に、人間や動物に有害な化学物質が含まれているからです。
数年前から、有害な物質を含む建材は、建築基準法によって制限されていますが、自然素材以外の建材に含まれる有害物質が、完璧になくなったわけではありません。
さらに、近年は、省エネルギー対策の為、住宅の気密性が高められています。
昔の住宅であれば、隙間から逃げて行ったかもしれない有害物質が、家の中に留まってしまう住宅になってきているということです。
もちろん、有害物質がない家であれば、気密性の高さは、断熱性の高さをより高くし、室内の温度を快適に管理しやすくします。
気密性の高さは、有害物質を発生させる恐れのある建材が使われた家に、24時間換気をしなくては、健康を守れない状態を作ってしまうということです。
また、化学的に合成された建材には、通気性や調湿性が欠けるものも少なくありません。
通気性や調湿性に欠ける建材は、健康を維持できる室内環境を調えられません。
自然素材の注文住宅は、そのような心配のない、自然素材にこだわる人の為の注文住宅です。
自然素材の注文住宅は、さまざまな自然素材の中から、好みの自然素材を組み合わせて、自然素材の機能性と美しさを備えた暮らしやすい家です。
自然素材には、植物の繊維から作られた紙クロスや織物クロス、石灰とワラ、天然素材から作られた糊を混ぜたものを土壁の上に塗る漆喰、水中から取り出した珪藻土、イグサを原料とする畳、天然の木を伐りだした無垢材などがあります。
これらの自然素材には、すべて通気性、調湿性、断熱性があり、有害物質を含みません。
特に、浜松には、地元に天竜材という素晴らしい無垢材があります。
無垢材は、家の骨組みとなる構造部分にも、壁や床などの内装にも、造作家具にも使われます。
地元の森を守る、地域の経済の活性化に貢献するということだけではなく、消費者にとっても、輸送費によるコストをカットできるメリットがあります。
自然素材の家の暮らし
自然素材の家での暮らしには、主に3つの良さがあります。
室内の空気がきれい 有害物質を含まず、通気性のある自然素材の家は、いつもきれいな空気で満たされます。
きれいな空気で満たされた家には、子供が原因不明のアレルギーで悩まされる、頭痛やめまいがするといった、シックハウス症候群の心配がありません。
室内の湿度が快適に調整される 自然素材の持つ調湿性は、常に室内の適切な湿度を維持します。
湿度が高くなれば、空気中の水分を吸収し、乾燥すれば、空気中に水分を放出するからです。
常に適切に調湿されている家の中には、カビやダニが発生しません。
したがって、カビやダニがアレルゲンとなる皮膚や呼吸器の炎症も、発生しません。
見た目がきれい 自然素材の壁や床は、紫外線を乱反射させないので目に優しく、見た目にも美しい内装です。
同じ素材を使った造作家具で、より調和のとれた室内の雰囲気が出来上がります。
鉢植えの緑も、自然素材の内装には、とても良く映えます。
その他、小さな子供やお年寄りのいる家庭では、畳や無垢材の床は、柔らかさがあるので、転んだり、躓いたりした時も、大きな事故に繋がりにくいことも、自然素材の良さです。
長い目で見た時に、劣化の速度が遅く、褪色が発生しても、味わいになっていくことも、家を大事にする人、子や孫の代まで住める家にしたいと考えている人には、大事なポイントでしょう。
現在マンションにお住まいで、自然素材と聞いても、見た目の良さしか思い浮かばないという人には、実際に自然素材の家の内装に触れて、その良さを体感してみることが大切です。
自然素材で作られた家を見学する、自然素材の家を作っている工務店のモデルルームに行ってみるなど、自然素材の家に触れてみることが、その良さを実感することに繋がります。
浜松の自然素材の注文住宅の建築事例
田畑工事は、浜松で自然素材にこだわった注文住宅を造り続けている工務店です。
田畑工事の建築した自然素材にこだわった注文住宅をご覧ください。
浜松市中区M様邸
無垢床を使った自然志向のお家です。
バイクガレージがある木の家 浜松市中区T様邸(認定長期優良住宅)
無垢板材(杉)内装のお家です。
浜松で自然素材の家を造る工務店
「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。
自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。