雨楽な家は、自然の恵みを生活に採り入れる家、日本の住宅の伝統的な美しさを継承する家です。
家族が幸せに暮らせる雨楽な家の5つの魅力をご紹介します。
健康
化学物質をできる限り排除した家だからきれいな空気で元気に暮らせます。
私たちの日常生活の中には、たくさんの化学物質が入り込んでいます。
食料品、洗剤、衣類など、挙げればキリがありません。
家に使われる建材も、例外ではありません。
化学物質が多く使われた住宅では、空気中に建材に含まれる化学物質が揮発し、その家に住む家族にシックハウス症候群を発症させてしまうこともあります。
家は、毎日必ず帰る場所です。
小さな子供たちや、その母親は、1日のほとんどを家で過ごします。
もし、空気中に化学物質が揮発していれば、家族の健康に悪影響が出てしまうでしょう。
きれいな空気の家では、安心して家での時間を過ごせます。
素材
柱・梁・床・天井はヒノキや杉の無垢材。漆喰・和紙・石など自然の恵みで建てました。
雨楽な家のきれいな空気の理由は、柱・梁・床・天井に、無垢材や漆喰、和紙などが使われているからです。
自然素材には、化学物質が含まれていません。
昔から、日本の住宅には、木や瓦、漆喰、和紙などの自然素材が使われてきました。
清々しさと温かさを併せ持つ質感、上品な色あいは、自然素材独特の良さです。
しかし、自然素材が長く愛されてきた理由は、素材の質感や、美しさが優れているからだけではありません。
四季の変化があり、温暖多湿な日本の気候に、自然素材の持つ性質が、室内環境を調えるという良い方向に働くからです。
自然素材のほとんどは、調湿性と蓄熱性、断熱性を持っています。
自然素材は、空気中の水分を調整し、湿度の高い季節には、空気をサラッとさせます。
乾燥する季節には、空気をしっとりさせます。
その結果、湿度が高い季節にもカビが発生することなく、アレルギーが発症しにくい環境を作ります。
乾燥する季節には、肌荒れや、喉や鼻の粘膜の炎症を起こしにくい環境を作ります。
蓄熱性は、寒い季節、昼間の陽射しの暖かさを、壁や床に蓄えさせるので、日が落ちてからの、急激な室温の低下を抑えます。
壁や床に触った時に、ヒヤッとすることもありません。
断熱性は、夏の外気温の熱が室内に侵入することを抑え、冬は暖房の熱が逃げていかないようにします。
この働きによって、冷暖房の効率が向上します。
手仕事
雨楽な家は、大工や左官、瓦職人など、職人たちが心を込めて造り上げる手作りの家です。
大工は、木造住宅を建築する職人です。
無垢材は、天然の木です。
乾燥の度合いも、色合いや柄も、均一ではありません。
そんな無垢材の性質を知り尽くし、木造住宅を造り上げていく技術を身につけるまでには、長年の経験と、豊富な知識が必要です。
雨楽な家は、木の良さ、木の難しさ、日本の気候を心得た熟練の大工が、心を込めて造り上げています。
左官は、珪藻土や漆喰などを、コテを使って壁塗りする技巧と、セメントと砂利で洗い出しを仕上げる技巧を持つ職人です。
塗り壁は、コテの使い方で、壁に立体感を持たせるなど、仕上がりの質感が変わってくる繊細な手仕事です。
塗り壁に使われる珪藻土や漆喰は、天候や湿度に影響を受けるので、左官職人には、空気の変化を感じとる能力も求められます。
洗い出しは、セメントと石灰に種石を混ぜ練り合わせ、床に塗り、タイミングを見計らって、表面のセメントを水で洗い流す技法です。
左官職人のセンスと、混ぜ込む石や砂利の種類や大きさの違いが、様々な仕上がりを生み出します。
この技法も、天候や気温に影響を受けるので、技術力と並行して、空気の変化を感じとる能力が必要です。
雨楽な家の塗り壁も、玄関土間も、優れた技能を持つ左官職人によって、仕上げられています。
大工と左官職人の手仕事が融合した杉と漆喰でつくる次世代の土間スタイル
リビングから土間へと視界がひろがる開放空間。
上空には骨太の杉の梁の上に吹き抜けがあり、中庭から光が降りそそぐ開放的な空間です。
土間はキッチン&ダイニング。
床高が30cm上がったリビングは、階高をあえて低く抑えた居心地のいい「座のスペース」。
瓦職人は、瓦葺きをする職人です。
瓦は、粘土を焼き上げた陶器です。
その為、瓦の一つ一つは、すべて均一な仕上がりではなく、現場での加工も必要です。
特に和瓦は、扱いが非常に難しく、瓦の性質を知り尽くした熟練した職人の腕が求められます。
雨楽な家の屋根は、ベテランの瓦職人が、丁寧に瓦葺きをした屋根です。
和瓦が葺かれた軒の深いすっきりした切妻屋根は日本の住宅独特の美しさを持っています。
無垢材の軒天は、大工と瓦職人の技巧が融合して造り上げる美しさを持っています。
構造美
木造軸組みの家は温暖多湿な気候に最適。木組みの美しさに心癒されます。
雨楽な家の魅力の一つは、大胆な構造美です。
雨楽な家 garage typeは、無垢の木と和瓦を味わう至福のガレージハウスです。
その内観は、杉の構造美が圧巻。広がりを感じる心地よい空間のつながり。
桧の香りに満ちた広い土間。大黒柱と階段、杉の梁が美しい構造を魅せます。
吹き抜けのリビング・ダイニングと和室が心地よくつながり、キッチンカウンターから見渡せます。
「雨楽な家・爽」は自然の恵みで爽やかに暮らす家です。
吹き抜けを見上げる開放的な土間は、雨楽な家ならではの心地良さと美しさを持つ空間です。
広がりを感じる大空間のリビング・ダイニングです。
大空間
シンプルな間取りに吹き抜け。光と風の道をデザインしたワイドな空間です。
雨楽な家の大空間は、自然のエネルギーを採り入れて、暮らしやすい環境の家にするパッシブデザインで設計されています。
そこには、開放的で明るい、家の中のどこにいても光と風を感じられるという視覚的、感覚的な良さだけではなく、季節の変化に応じて快適な環境を作るという要素も含まれているのです。
地域の風の性質に合わせて配置された窓によって、広い風の通り道が造られ、家中の換気が良くなります。
吹き抜けによって、2階からの窓からの陽射しが、1階の部屋にも溢れます。
冬は、太陽の熱を利用することで、無駄なエネルギーを使わずに、家の中を均一に暖かくします。
夏は、深い軒や庇で、日射を遮蔽し、無駄なエネルギーを使わずに、家の中を均一に涼しくします。
雨楽な家の施工事例
庭の四季を楽しみながら快適なワンフロアの暮らしができる家
浜北区 S様邸
高低差のある土地の特徴を生かした和風で古民家のテイストを取り入れた家です。
床は桧無垢材、壁は漆喰、天井は杉無垢板及び和紙にて仕上げたLDKです。
一部が吹抜けとなっていて2F廊下の手すりを見上げることができます。
廊下の扉を開けると1Fから丸窓越しに、2Fの子供部屋の中まで見ることができます。
奥に見えるのは、和室床の間に飾り窓が設けられた和室です。
LDKと同仕様の壁、天井に、洗い出し仕上げの土間が映える和風玄関です。
自然素材に包まれた空気環境が良い家
袋井市 M様邸 認定長期優良住宅 国交省補助金採用(120万円)
自然気象の力を極力利用し、冬の日差しを出来るだけに取り込むために、南側に大きな開口と吹抜けを取り、逆に夏は日射取得をおさえるために、大屋根・下屋共に軒の出を深くしパッシブデザインの家をめざしました。
手前のバイクガレージ外観も母屋とのバランスを意識しながら計画しています。
壁天井共にチップを練り込んだ天然紙に凹凸模様に、コクのあるしっくいを塗装することで、深みのある独特の質感が生まれます。
その陰影はあくまでも自然で美しく、お部屋全体に上品で落ち着いた雰囲気をもたらします。
呼吸する下地壁紙との組み合わせで室内の空気を調湿・消臭し居心地のよい上質な空間を演出しています。
吹き抜けでつながるダイニングとキャットウォークです。
浜松で家族の暮らしに寄り添った自然素材の家を造る工務店
田畑工事は、「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」
という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。
自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、
家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、
ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。