2016.04.18地震予知について
最大震度7の、今も余震が続く『熊本地震』がおこり、不安をお持ちの方が多くなっていると思います。
生活の基本となる家が『地震に対して安全なのか』が最重要課題だと思いますが、確実に地震予知
ができるのであれば、災害被害を最小限にできるのではないでしょうか。
地震予知とは、『いつ、どこで、どれぐらいの規模の地震が起きるのかを、地震の発生前に科学的根
拠に基づき予測すること』とされています。
ただ、現在の科学技術では、大きな地震に限ったとしても、一般的には予知は困難だと考えられています。
東海地震に関しては、この地域の大地震の繰り返しの歴史から、いつ発生してもおかしくない状況
にあると言われていますが、震源域の約半分は陸地の地下なので、地震の前兆現象をとらえるための
高精度の観測網を整備してデータを監視することで、予知ができる可能性があると考えられ、そのため
の監視と情報発の体制がとられています。
しかし、東海地震の発生の過程には未知の部分も多く、前兆現象が小さすぎて検出できない場合や
、検出できても地震発生までに情報発表の余裕が無い場合もあります。
突然の地震発生に対する家の耐震化や防災対策も必ず必要になってくると思います。
東海地震の想定震源域と地震及び地殻変動観測網(気象庁ホームページより)