2016.02.16屋根裏(ロフト)
屋根裏(ロフト)は多目的に使える空間
昔の農家の屋根裏は養蚕や収穫物の乾燥などの大切な空間でした。
屋根は断熱性の高い茅葺きで、家族が煮炊きする住居と同一空間
ですから、一定の温度を保つ最高の場所でした。
『雨楽な家』は断熱材を屋根に収めるため、屋根裏スペースを有
効に活用することが出来ます。
収納部屋としてはもちろん、子供の遊び場、昼寝の子部屋、書斎
など、楽しい使い道ができるおまけの空間です。
よくある小屋裏についてのご質問
●屋根裏部屋って、回数に数えるの?2階のおまけ?それとも3階?
いくつかの設計上のルールをクリアすれば、物置等として階数を増や
す事無く、屋根裏を活用できます。
その場合、収納等として使用する事が基本となります。
詳細な基準は各自地体によって異なります。
参考基準
①屋根裏収納がある階の床面積の1/2未満であること
②屋根裏収納の最高高さが1.4m以下であること
③換気目的の開口部を設ける場合、大きさの合計に制限があること
④屋根裏収納内部に収納は造作しないこと
⑤床の仕上げは、畳、じゅうたん、カーペット等にしないこと
⑥エアコン等の空調設備は設置しないこと
⑦その他、居室等に使用するための仕様にしないこと
●本や雑誌をたくさん収納したい。 重い物をおいても平気ですか?
『雨楽な家』では構造計画において床の積載荷重は180kg/㎡とし
ています。1m×1mの範囲に180kgを超えない様に荷物を分散収納
する事が大切です。安全に昇降できる階段の設置についても検討が必
要です。
固定階段 収納兼階段 ハシゴ階段