2016.01.22漆喰壁の家
漆喰の塗壁は調湿性が高いので、四季を通じてさわやかに暮らせます。
梅雨どきも真夏も室内はさらりと気持ちよく、雨の日も楽しい家です。
漆喰の具体的なメリットって?
漆喰の壁材としての歴史は5000年以上もあり、世界で最も安全な仕上げ材
として世界遺産や国宝の建築物にも使用されてきました。
漆喰は昔から「呼吸する壁」とも言われており、湿度を調湿してくれて家の中
の嫌な臭いもとってくれます。漆喰の主原料である石灰はPH12.5という強
アルカリ性で、ほとんどのカビやウイルスなどが生息出来ません。
その為、病院や学校、保育園、老人施設など免疫力の弱い人が多く利用す
る施設や建物では、ウイルス対策としても使用されています。
神奈川県にある私立の学校では、教室の壁に漆喰を塗っています。
春にも流行していた新型インフルエンザにかかる生徒が他校に比べ、大幅
に少なかったそうです。
11月半ばまでの羅患者数はゼロ、その後中学生が4名かかったともことでし
たが、それまでの半年以上、小学校低学年に至るまで患者がでなかったと
いいます。
「漆喰壁」と「ビニール製クロス壁」の吸放湿性の比較実験