2016.02.25神事について(地鎮祭)
2月24日(大安)にI様邸で地鎮祭を行いました。
地鎮祭とは、着工前にその土地の神様に、工事の無事完成を祈願する儀式です。
お施主様は初めての方が多く、質問を受ける事がよくありますので、地域や神社に
よって違いはありますが、およその流れをお伝えしたいと思います。
①祭壇をお祓いする 「修祓」 (しゅばつ)
②祭壇に神様を招く 「降神の儀」
③工事の安全を祈願する 「祝詞奏上」
④敷地の四方を清める 「四方祓い」
⑤鎌入れや鋤入れを行い、鎮め物を納める 「地鎮の儀」
⑥玉串を祭壇にまつる 「玉串奉奠」
⑦祭壇から神様を送る 「昇神の儀」
⑧お神酒で乾杯をする「直会」(なおらい)
この中で⑤の「地鎮の儀」の際に、施工者や設計者が鎌入れを、お施主様が鋤入れ
を「エイ、エイ、エイ」との掛け声を上げながら行います。
この後、儀式と直接関係はありませんが、関係者が揃う事が多いので、地縄確認を
同時に行う事が多くなります。
敷地の中で実際に建物が建つ配置を確認したり、壁の中心になる部分を縄で囲い、
土地における家の位置を確認、隣地との距離、屋外設置物(物置、室外機、車等)の
配置なども確認します。