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2016.06.196/19(2日目)完成見学会のお礼
2016.06.186/18完成見学会(初日)のお礼
2016.06.17地盤調査
本日(6/17)現在進行中の浜松市西区I様邸新築工事にて地盤調
査を行いました。
最近特に話題になることの多い、地盤そのものが原因である不同沈
下や液状化を防ぐ為の調査でもあり重要な事ですので、ブログでも
地盤調査の方法や目的の概要についてご紹介したいと思います。
浜松市西区O様邸
1)試験概要(スウェーデン式サウンディング試験)
貫入に要する荷重と25cm貫入に要する半回転数を計測し、地盤の
硬軟具合を調査します。
先端に取り付けられたスクリューポイントを地盤に貫入させるため段階
的に荷重を増加させていき、10KN(約100kg)に達しても貫入しない
場合は、1.0KNの荷重を裁荷したままロッドを回転させるという方法です。
スクリューポイント
●不同沈下発生要因の例
住宅の不同沈下事故において盛土が原因になる場合が多くあります。
その原因として、盛土自体の変形や新規盛土下部の変形が考えられます。
盛土下部地盤の変形に対しては、下部地盤の地層構成等が影響するため
沈下終息を待つことになりますが、盛土自体の変形においては盛土材や盛
土の施工管理等を十分に実施することで対策が可能です。
盛土材には良質な砂質土を用い、大きな石等が含まれていない材料を選定
します。10cmを超える石は盛土全体の5%以下となる材料が最適とされています。
締固めは20~30cmごとに転圧(上から圧力をかける)します。
事前に十分な調査と対策をこうじる事が重要です。
●液状化
液状化とは、地下水位が高く緩い砂質地盤が震度5以上の地震の発生による
震動で液体のようになる現象のことを言います。
これにより、建物の沈下や転倒、地中構造物の浮き上がり等の被害が起こると
されています。
液状化は間隙が大きい緩く粒径のそろった砂地盤で起きやすくなります。
特に砂丘地帯や三角州、埋め立て地等で発生しやすい現象です。
●軟弱地盤の見分け方
高台に立つとその土地の地形が良くわかります。地表面から2~3m下の地盤
が数千年前の状態をあらわしています。軟弱地盤として取り扱われる地盤は、
後背湿地、三角州、小おぼれたに、潟湖や湿原跡など、海岸平野や大河川
沿いに厚く分布しています。現在の河川がゆったりと流れているような地域は
海岸周辺だけでなく標高の高い盆地でも軟弱地盤が厚く分布している事があ
ります。昔は水はけの悪い軟弱地盤をさけた場所(自然堤防など)に集落が存
在してそこに街道を通していました。しかし、現在の都市の多くは軟弱地盤の
厚い地域を含めて広範囲に広がって分布しています。また、埋立地や干拓地
び様な人工地盤まで都市が拡大しています。
流れのゆるい河川の河口に存在するおぼれ谷、後背湿地などに形成された軟
弱な沖積粘土層は、基底部分の礫層を覆って主に海成や河川性の粘土層が
堆積したもので、軟弱地盤の主体はこれらの粘土層や有機質土からできています。
また、自然堤防や海岸砂州などに形成された砂質の土層は、締まり具合が緩い
状態で、堆積しているため、地震などが起こると地下水面下の砂が液状化する
事があります。
軟弱地盤層からは遺跡は出ないと言われています。地震の揺れの大きさは、特に地表
付近の地盤が軟弱な場所では、硬い地盤の場所に比べて揺れが大きくなります。
また、地下の深い部分の地盤の構造により、地震波の振幅が大きくなる事もあります。
これらの現象は、地震波が硬い岩盤から軟らかい地盤に伝わる時に振幅が大きくなる
ことや、屈折・反射などにより地震波が重なり合って振幅が大きくなるという地震波の
性質によります。地表付近の地盤の状況は地形からある程度判断できます。
2016.06.14家族とともに成長する家
2016.06.02狭小地を上手に活かす、家づくり
条件の悪い土地も上手にいかして
一般的に約15坪(50㎡)以下の土地の事を「狭小地」と呼びます。狭小地は面積が小さく価格が安い上に用途が
限定されるため、同じ地域の通常の土地に比べ坪単価も安い傾向にあります。さらに変形地も多いのが特徴です。
条件の悪い土地でも、少しの工夫で窮屈さを感じさせない広々とした家づくりを実現することも可能です。
ここでは、市街地によくある、間口が狭く奥行の深い敷地に建つ、「雨楽な家・町家」をみていきます。
■限られたスペースに、プラスアルファでロフトを設けてみるのもあり。
狭小地住宅に最適なスペース有効法のひとつとして、ロフトがあります。寝室や書斎、収納、子供の遊び場
、大人の隠れ家としても。使用用途もいろいろで、家族の楽しみスペースにもなり、さらにはフロアを広く活用
できるメリットがあります。限られたスペースだからこそ無理や無駄をなくした、こうした設計テクニックを積極的
に取り入れていきたいものです。狭小地ながらも、ストレスの無い開放感あるれる家づくりを目指したいですね。
■陽だまりの中庭が、この家のかなめ。夜は光を採り入れ、夜景を演出
「雨楽な家・町家」の様にコの字型で建つ家は、中庭が家の中心となる造りになります。
家の中心である中庭に間接照明を設けることで、夜でもたっぷりと光を採り入れられます。
さらに、無駄な電気を使う必要がなくなるため、電気代の節約にもつながります。
夜の光がふりそそぐ土間やリビングで、夫婦そろって晩酌するもよし。夏場には縁側にす
わって家族そろって涼むもよし。「灯り」でつくる、くつろぎ空間で夜景を演出します。
どんな敷地も少しの工夫を加えて、有効活用し快適ないえづくりをしていきたいですね。
2016.06.01平成28年度 ネット・ゼロ・ハウス支援事業について
政府は「住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均で住宅の年間一次エネルギー消費量が
正味(ネット)でゼロとなる住宅(ZEH)の実現を目指す」とする政策目標を設定しています。
住宅業界では2020年までに新築の半分をゼロエネルギー住宅(ZEH)にする目標を掲げており、
今年は、ゼロエネルギー住宅を建築するビルダーを登録して、ゼロエネルギーハウスの普及に取り組みます。
ビルダー登録にあたり、ZEH普及目標の公表が登録要件となりますので、今後の目標を公表致します。
田畑工事株式会社の2020年度までのZEH普及目標
平成28年度 (2016年) 10%
平成29年度 (2017年) 20%
平成30年度 (2018年) 30%
平成31年度 (2019年) 40%
平成32年度 (2020年) 50%以上
2016.06.01雨楽な家 規格プラン及び価格表追加
雨楽な家施工実績に規格プランと価格表等をUPしました。
今後、カテゴリー分けをして見やすく改良中ですので、少々お待ちいただけれ
ば幸いです。
2016.05.15洋室やリビングに「置き畳・琉球畳い草」
2016.05.01マイナス金利で家づくりチャンス
日銀は2016年2月16日、日本で初の「マイナス金利政策」をスタート。
金融機関が日銀にお金を預ける当座預金の残高の一部にかける金利
をマイナス0.1%に下げました。狙いは脱デフレに向け経済活動を刺
激すること。個人や企業への貸し出しを銀行に促し、投資や消費を活性
化させて景気や物価を押し上げるのが目的です。マイナス金利といって
も個人が金融機関に預ける預金金利がマイナスになる訳ではありません。
マイナス金利の影響で住宅ローン金利の引き下げ競争が過熱気味。
ローンには固定金利型と変動金利型があり、固定金利は長期金利に連動
し、変動金利は政策金利に連動しています。長期金利の指標となる新発
10年物の国債の利回りは2月9日に史上初のマイナスをつけました。
それを受け、メガバンクは住宅ローンの「10年固定型の最優遇金利」を
0.8%(3月1日現在、以下同様)に、三井住友信託銀行は0.5%に引き
下げました。長期固定型住宅ローン「フラット35」も最も低い金利を1.25
%に下げました。
住宅金利引き下げは変動金利型にも波及し、ソニー銀行は0.519%に、
住信SBIネット銀行は0.568%に引き下げました。変動金利は固定金利
より低いのが通常ですが、今は逆転傾向にあります。その理由は、変動金
利は既存の住宅ローン利用者にも影響が及ぶため、金融機関としては収
益悪化の拡大を抑えるには変動金利を下げたくないわけです。
振り返ると、過去30年の住宅ローンの最高金利は1990年の8.5%で、
平均金利は4.5%。最近は低水準で推移してきた金利が、マイナス金利
政策の影響で一段と低くなりました。家づくりは今が千載一遇のチャンス。
史上初の超低金利という好機を活かし、固定金利型の住宅ローンを上手
に活用して、家づくりを具体化することをお勧めします。