2017.07.07田畑工事の家づくりスタッフをご紹介します!
家族が末永く健康に暮らせる自然素材の木の家をご提供する浜松の工務店・田畑工事です。
今回は、当社の家づくりスタッフをご紹介します。
大工職人の森下 茂さん(69歳)です。森下さんは大工歴が半世紀以上の超・熟練職人で、当社とも長いお付き合い。
腕はもちろんのこと、優しくて温厚な人柄で、お施主さんからも「気軽に話しかけやすい」、「家のことをいろいろと丁寧に教えてくれる」と評判の高い大工さんです。
ご本人に話をうかがいました。
大工としての仕事について
■大工職人としてどんな仕事に関わってこられましたか?
木造住宅や伝統建築物の大工仕事に関わってきました。
木造建築士(木造専門の設計士)・1級建築大工技能士・木材加工士・作業主任者(建方・玉掛・足場)などの資格を持っています。
■大工歴は何年になりますか?
16歳からこの仕事に就き、今年で53年目を迎えます。
■普段大工として心がけていることは?
図面通りの仕事だけをすれば良いとは考えていません。
現場に携わる大工として、お施主様の使い勝手などについてもご提案ができるように意識しています。
また、壁の内部など、建ててからでは目に見えない部分については特に注意を払い、年月が経過しても問題が起きることのないように精度の高い造作を行っています。
■田畑工事の家づくりについてどう思われますか?
大工としての腕や心構え、誇りを持ち続けることのできる「良い仕事」に携われる貴重な現場です。
雨楽な家について
■「雨楽な家」の家づくりに関わった経験は何回くらいありますか?
これまでに9棟建てた経験があります。
■「雨楽な家」はつくりやすいですか?
大壁やプレハブ系の住宅と比べると、無垢の木を扱うので、収まりなどが難しい面があります。
でも、だからこそ大工冥利に尽きる仕事といえるでしょう。
木の状態を見極めながら細かい箇所まで丁寧に造作した家は、建てた後の暮らしやすさや心地よさも格別だと思います。
■「雨楽な家」は造り手からみて、どんなところがいいですか?
無垢材をふんだんに使用し、私たちが半世紀以上をかけて磨き上げてきた古来の日本の建築技術を生かせる現場なので、
大工として非常にやりがいを感じます。
■「雨楽な家」にご自身も住んでみたいと思いますか?またその理由は?
はい。建築中も木の香りに癒され、心地よさを感じるからです。自然素材が多いので健康にも良いと思います。
■「雨楽な家 uraku and(ウラクアンド)」を手がけたことはありますか?
現在(H29年6月)施工中です。
■「ウラクアンド」は「雨楽な家」とどのような点が違いましたか?
「ウラクアンド」は大壁構造なので、真壁の「雨楽な家」よりも全体としての手間は簡略化されていますが、
勾配天井など部分的に通常の「雨楽な家」よりも手間がかかる箇所があります。
ですので、細部に渡り気を抜かず丁寧に作業をしています。
プライベートについて
■プライベートについて教えていただけますか?
私は5人家族で、趣味は釣りです。プライベートな時間はお酒を飲むか(笑)、釣りに出かけることが多いです。
半世紀以上に渡る豊かな経験と高度な技術とともに、69歳という年齢を感じさせないフットワークの軽さで家づくりに励まれている森下さん。
これからも私たちとともに、お客様に喜んでいただける住まいを築いていただけるよう期待しています。
◆田畑工事HP
◆田畑工事 事務所兼ショールーム
住所:浜松市中区城北1-7-12
TEL:053-479-3711
営業時間:8:00~18:00
定休日;不定休