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2016.07.17建物鳥瞰(住宅模型3)
2016.07.16建物外観の決め方(住宅模型1)
お打合せを進めていく上で、立面図やパースなどで外観を確認していただくのですが、どうしても一般
の方にはイメージがしにくい部分があると思います。
当社では、ある程度お打合せが進んだ段階で、住宅模型を作成して、全体イメージをつかんでいただ
くのが有効と考えております。
模型(浜北区S様邸) 完成建物
模型の段階で、外部から見た外壁窓・天窓・雨戸戸袋などのイメージを確認していただきます。
建物外観を360°イメージできますので、平面・立面図だけではわかりにくい屋根の段差も確認していただけます。
また、駐車スペースと建物に高低差があったので、玄関までのアプローチや外構のイメージもこの段階から
詳細なお打合せをしていきます。
2016.07.15ZEHについて5(なぜ一次エネルギー消費量で評価するのか)
2016.07.13ZEHについて3
2016.07.12ZEHについて2(日本のエネルギー事情)
政府がエネルギー政策として新築住宅の50%をZEH実現を掲げる背景として日本のエネルギ
ー事情があります。
●エネルギー供給は化石燃料に頼っています。
化石(石油・石炭・天然ガス)が92.5%を占め非化石(原子力・水力・新エネルギー・地熱など)
は7.5%となっています。これらから日本のエネルギー自給率は原子力発電を除くと、6.0%
となります。
●家庭のエネルギー消費量が増えています。
こちらは20年間で1.3倍となっています。
●東日本大震災以降のエネルギー事情
●原因はライフスタイルの変化や家庭で使用する機器の増加
<世帯数の推移> 20年間で約1.27倍になっています。
<世帯あたりの家電保有数の推移> 家電も生活の変化によりかなり増加しています。
2016.07.05制震装置 震動テスト
2016.06.17地盤調査
本日(6/17)現在進行中の浜松市西区I様邸新築工事にて地盤調
査を行いました。
最近特に話題になることの多い、地盤そのものが原因である不同沈
下や液状化を防ぐ為の調査でもあり重要な事ですので、ブログでも
地盤調査の方法や目的の概要についてご紹介したいと思います。
浜松市西区O様邸
1)試験概要(スウェーデン式サウンディング試験)
貫入に要する荷重と25cm貫入に要する半回転数を計測し、地盤の
硬軟具合を調査します。
先端に取り付けられたスクリューポイントを地盤に貫入させるため段階
的に荷重を増加させていき、10KN(約100kg)に達しても貫入しない
場合は、1.0KNの荷重を裁荷したままロッドを回転させるという方法です。
スクリューポイント
●不同沈下発生要因の例
住宅の不同沈下事故において盛土が原因になる場合が多くあります。
その原因として、盛土自体の変形や新規盛土下部の変形が考えられます。
盛土下部地盤の変形に対しては、下部地盤の地層構成等が影響するため
沈下終息を待つことになりますが、盛土自体の変形においては盛土材や盛
土の施工管理等を十分に実施することで対策が可能です。
盛土材には良質な砂質土を用い、大きな石等が含まれていない材料を選定
します。10cmを超える石は盛土全体の5%以下となる材料が最適とされています。
締固めは20~30cmごとに転圧(上から圧力をかける)します。
事前に十分な調査と対策をこうじる事が重要です。
●液状化
液状化とは、地下水位が高く緩い砂質地盤が震度5以上の地震の発生による
震動で液体のようになる現象のことを言います。
これにより、建物の沈下や転倒、地中構造物の浮き上がり等の被害が起こると
されています。
液状化は間隙が大きい緩く粒径のそろった砂地盤で起きやすくなります。
特に砂丘地帯や三角州、埋め立て地等で発生しやすい現象です。
●軟弱地盤の見分け方
高台に立つとその土地の地形が良くわかります。地表面から2~3m下の地盤
が数千年前の状態をあらわしています。軟弱地盤として取り扱われる地盤は、
後背湿地、三角州、小おぼれたに、潟湖や湿原跡など、海岸平野や大河川
沿いに厚く分布しています。現在の河川がゆったりと流れているような地域は
海岸周辺だけでなく標高の高い盆地でも軟弱地盤が厚く分布している事があ
ります。昔は水はけの悪い軟弱地盤をさけた場所(自然堤防など)に集落が存
在してそこに街道を通していました。しかし、現在の都市の多くは軟弱地盤の
厚い地域を含めて広範囲に広がって分布しています。また、埋立地や干拓地
び様な人工地盤まで都市が拡大しています。
流れのゆるい河川の河口に存在するおぼれ谷、後背湿地などに形成された軟
弱な沖積粘土層は、基底部分の礫層を覆って主に海成や河川性の粘土層が
堆積したもので、軟弱地盤の主体はこれらの粘土層や有機質土からできています。
また、自然堤防や海岸砂州などに形成された砂質の土層は、締まり具合が緩い
状態で、堆積しているため、地震などが起こると地下水面下の砂が液状化する
事があります。
軟弱地盤層からは遺跡は出ないと言われています。地震の揺れの大きさは、特に地表
付近の地盤が軟弱な場所では、硬い地盤の場所に比べて揺れが大きくなります。
また、地下の深い部分の地盤の構造により、地震波の振幅が大きくなる事もあります。
これらの現象は、地震波が硬い岩盤から軟らかい地盤に伝わる時に振幅が大きくなる
ことや、屈折・反射などにより地震波が重なり合って振幅が大きくなるという地震波の
性質によります。地表付近の地盤の状況は地形からある程度判断できます。
2016.05.15洋室やリビングに「置き畳・琉球畳い草」
2016.05.01マイナス金利で家づくりチャンス
日銀は2016年2月16日、日本で初の「マイナス金利政策」をスタート。
金融機関が日銀にお金を預ける当座預金の残高の一部にかける金利
をマイナス0.1%に下げました。狙いは脱デフレに向け経済活動を刺
激すること。個人や企業への貸し出しを銀行に促し、投資や消費を活性
化させて景気や物価を押し上げるのが目的です。マイナス金利といって
も個人が金融機関に預ける預金金利がマイナスになる訳ではありません。
マイナス金利の影響で住宅ローン金利の引き下げ競争が過熱気味。
ローンには固定金利型と変動金利型があり、固定金利は長期金利に連動
し、変動金利は政策金利に連動しています。長期金利の指標となる新発
10年物の国債の利回りは2月9日に史上初のマイナスをつけました。
それを受け、メガバンクは住宅ローンの「10年固定型の最優遇金利」を
0.8%(3月1日現在、以下同様)に、三井住友信託銀行は0.5%に引き
下げました。長期固定型住宅ローン「フラット35」も最も低い金利を1.25
%に下げました。
住宅金利引き下げは変動金利型にも波及し、ソニー銀行は0.519%に、
住信SBIネット銀行は0.568%に引き下げました。変動金利は固定金利
より低いのが通常ですが、今は逆転傾向にあります。その理由は、変動金
利は既存の住宅ローン利用者にも影響が及ぶため、金融機関としては収
益悪化の拡大を抑えるには変動金利を下げたくないわけです。
振り返ると、過去30年の住宅ローンの最高金利は1990年の8.5%で、
平均金利は4.5%。最近は低水準で推移してきた金利が、マイナス金利
政策の影響で一段と低くなりました。家づくりは今が千載一遇のチャンス。
史上初の超低金利という好機を活かし、固定金利型の住宅ローンを上手
に活用して、家づくりを具体化することをお勧めします。