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2016.03.08無垢の木の経年変化を楽しむ
寺院や神殿にも使われる「無垢の木」は建てたばかりのときは若々しい白木の輝きを魅せます。
時を経て手をかけ、磨きをかけた床は飴色になり、また違った輝きを見せてくれます。
上の写真は「雨楽な家」モデルハウスの新築時と、2年後に同じ角度で撮影した写真です。
無垢の桧の柔らかい白木が、築2年後にはツヤがでて色が少し飴色に変わっています。
お手入れはワイパーかけや乾拭きなどの日常的な掃除のみ。柱や天井も渋い木の色を深めています。
下の写真は当社ショールームの無垢床と無垢建具の写真で、6年前と現在の状態です。
6年前 現在
特別な手入れはしていませんし、傷も入りましたが、床板、建具共良い色になり別の木の様です。
自然素材と暮らすには広い心で、時に手を入れることが大切です。
自分で磨いた床や柱はより愛着も湧きます。古美ていくものを大切にするのも日本人の美意識ですね。
2016.03.07住宅計画について
2016.02.202/20 木の家博覧会のお礼
2016.02.16屋根裏(ロフト)
屋根裏(ロフト)は多目的に使える空間
昔の農家の屋根裏は養蚕や収穫物の乾燥などの大切な空間でした。
屋根は断熱性の高い茅葺きで、家族が煮炊きする住居と同一空間
ですから、一定の温度を保つ最高の場所でした。
『雨楽な家』は断熱材を屋根に収めるため、屋根裏スペースを有
効に活用することが出来ます。
収納部屋としてはもちろん、子供の遊び場、昼寝の子部屋、書斎
など、楽しい使い道ができるおまけの空間です。
よくある小屋裏についてのご質問
●屋根裏部屋って、回数に数えるの?2階のおまけ?それとも3階?
いくつかの設計上のルールをクリアすれば、物置等として階数を増や
す事無く、屋根裏を活用できます。
その場合、収納等として使用する事が基本となります。
詳細な基準は各自地体によって異なります。
参考基準
①屋根裏収納がある階の床面積の1/2未満であること
②屋根裏収納の最高高さが1.4m以下であること
③換気目的の開口部を設ける場合、大きさの合計に制限があること
④屋根裏収納内部に収納は造作しないこと
⑤床の仕上げは、畳、じゅうたん、カーペット等にしないこと
⑥エアコン等の空調設備は設置しないこと
⑦その他、居室等に使用するための仕様にしないこと
●本や雑誌をたくさん収納したい。 重い物をおいても平気ですか?
『雨楽な家』では構造計画において床の積載荷重は180kg/㎡とし
ています。1m×1mの範囲に180kgを超えない様に荷物を分散収納
する事が大切です。安全に昇降できる階段の設置についても検討が必
要です。
固定階段 収納兼階段 ハシゴ階段
2016.01.22漆喰壁の家
漆喰の塗壁は調湿性が高いので、四季を通じてさわやかに暮らせます。
梅雨どきも真夏も室内はさらりと気持ちよく、雨の日も楽しい家です。
漆喰の具体的なメリットって?
漆喰の壁材としての歴史は5000年以上もあり、世界で最も安全な仕上げ材
として世界遺産や国宝の建築物にも使用されてきました。
漆喰は昔から「呼吸する壁」とも言われており、湿度を調湿してくれて家の中
の嫌な臭いもとってくれます。漆喰の主原料である石灰はPH12.5という強
アルカリ性で、ほとんどのカビやウイルスなどが生息出来ません。
その為、病院や学校、保育園、老人施設など免疫力の弱い人が多く利用す
る施設や建物では、ウイルス対策としても使用されています。
神奈川県にある私立の学校では、教室の壁に漆喰を塗っています。
春にも流行していた新型インフルエンザにかかる生徒が他校に比べ、大幅
に少なかったそうです。
11月半ばまでの羅患者数はゼロ、その後中学生が4名かかったともことでし
たが、それまでの半年以上、小学校低学年に至るまで患者がでなかったと
いいます。
「漆喰壁」と「ビニール製クロス壁」の吸放湿性の比較実験
2016.01.15家族とともに成長する家
2016.01.08子どもの豊かな感性と想像力を育てる家づくり
子供は生まれて1歳までに脳の働きが活性化するとのデータがあります。
素足で無垢の木の床を歩く、木のオモチャで遊ぶ、庭で土遊びをする、
台所で料理のにおいを嗅ぎ生活音を耳にする・・・・といった日々の生活
から五感を育みます。
コミュニケーション能力は、家族間のコミュニケーションによって養われます。
そのために、家中どこにいても家族の気配や視線が感じられるオープンな
間取り、家の中を回遊できる間取りがいいと思います。
赤ちゃんは生まれて最初に住み場所を選べません。だからより良い住まい
を提供する事が大切です。
回遊性のあるプラン例
家の中をぐるぐるまわれる間取りが家族のコミュニケーションを深めます。
子供の五感を刺激する仕掛けをいっぱいつくりましょう。
2016.01.07「和風」だけにとどまらない自由なデザイン