掛川市 I様<家族構成:ご主人・奥様・長女>
地震で「中に浮く」エアー断震システムの家
勾配のある大きな屋根が特徴的な二世帯住宅のⅠ邸。 共有の玄関から中へ入るとミニチュアダックスフンドのララちゃんが出迎えてくれた。
子世帯の生活空間である2階へ上がると、さっきのワンちゃんが!?と思ったら、こちらは元々奥さまが飼っていたというラブちゃん。ワンちゃんにも特別な空間があるⅠ邸だが、実は外見ではわからない特別なシステムがこちらの家には隠されているのだ。
ご両親との同居を考え、新たに二世帯住宅を建てようと決めた時、もっとも重要視したのが災害に強い家であること。ご主人が前から気になっていた「エアー断震システム」をネットで検索したところヒットしたのが『田畑工事』だった。「不動産業を営んでいる弟の紹介もあり、早速、田畑さんとお話をさせてもらったのですが、誠実な人柄に触れ、信頼のおける会社と確信して、 こちらでエアー断震システムの家を建てることにしました」。
まだあまり聞き慣れない言葉だが、地震による建物の倒壊を防ぐ最新のシステムで、空気の力を利用して家を浮上させ、地震による揺れを断つという仕組み。
さらにご主人は、「耐震はどこのハウスメーカーでもやっていますが、本当に災害を見据えた家づくりを考えている方にはエアー断震をおすすめします」とアドバイスしてくれた。
Ⅰ邸は間取りの有効性から玄関とお風呂を共有している。1階と2階で生活空間は分かれていても、いつでもご両親の様子がわかるよう、また、Ⅰさん夫婦が共働きで小さな娘さんをご両親に見てもらうことも含め、生活スタイルにあった間取りを実現した。
2階部分でこだわったのは、外から帰ってきた時に各自が勝手に個室にこもらないよう廊下をなくしたこと。生活の中心をLDKに置くため、個室の広さは二の次でLDKの居心地の良さを最優先させたのだ。
内装のコンセプトは“モデルルームのような真っ白な空間“。天井の廻縁や窓枠も白に統一したため、すっきりとした清潔感のある空間に仕上がった。
「一戸建てでもマンションのような快適性があり、ワンフロアで生活が賄えるのはとても便利。尚且つ安心感が大きいのは二世帯住宅ならではですね」とご夫婦の笑顔が満足度を物語っている。
(iebon掲載記事より)
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子ども部屋を2つ確保(ひと部屋は現在トレーニングルームに)。
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畳数はあまりないが勾配天井が狭さを感じさせない。 ロフトに上がっても余裕の高さ。
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1階廊下に急きょ設けた収納スペースの一部になんとワンちゃんのトイレが!玄関から見えないよう位置も考えられている。賢いララちゃんはちゃんと理解しているとか。
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小屋裏は収納兼クローゼット。階段で上がるスタイルなので持ち運びも楽々。「おかげでリビングに物を置かずに済みました」と奥さまも大容量の収納スペースに満足の様子。
2階LDKはご夫婦の雰囲気にぴったりのシンプルモダンな空間。南面の開口部はすべてベランダに繋がっていて使い勝手も抜群。 LEDや間接照明など適材適所の照明でくつろぎ感を演出。
間取り図
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準備中になります
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家づくりデータ
面 積 | 土地面積/500.00m²(151.28坪) 床面積/1階79.05m² 2階69.56m² |
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構 造 | 木造2階建て |
工 法 | 木造軸組工法 |
工 期 | 4ヶ月 |