床仕上げ
●床板
最近は合板の上にスライスした薄い板や木目がプリントされたフィルムを張った複合フローリングと呼ばれる材料が多く使われています。田畑工事では可能な限り接着剤の含有がない無垢板材をおすすめしています。無垢板は足ざわりが良いのはもちろんですが、シックハウスの原因の有害物質を含まない、経年による色の変化で味わいがますなどの良いところがたくさんあります。ただ、使用する部屋によつて滞在時間、使い勝手等が違いますので、部屋の目的によっていろいろな材質の無垢板を使い分けるのが良いと思います。例えば、一般室には天竜桧の無垢や松のフローリング、水廻りは傷がつきにくく耐水性の高いメープルやタモの無垢材、和室に隣接した広縁などは竹(バンブー)、寝室は就寝中の滞在時間が長いので調湿効果の高い桐などの使い分けです。
(写真実例:浜松市浜北区J様邸リビング・浜松市中区T様邸キッチン・浜松市西区N様邸寝室・豊橋市H様邸広縁)
天竜檜 15㎜ メープル15㎜
タモ 15㎜ 竹15㎜
桐 15㎜ 松30㎜
●土間
豆砂利洗い出し
豆砂利(3分=9㎜程度)の砂利をモルタル攪拌時に投入し、金ゴテで抑えた後、スポンジなどで表面の砂利を洗って浮き出るように仕上げます。使用する材料の大きさや色により仕上がりが変化し、左官さんの手仕事と自然素材の良さが際立ちます。当社では砂利の洗い出しが引き立つように巾木は黒モルタルで仕上げるようにしています。
土間の活かし方はそれぞれに異なり多種多彩です。障子で仕切り直接部屋へ上れるようにしたり、土間収納を設ければ玄関収納にもなります。
また、ご希望があればタイル張りやカラーモルタルにも変更も可能です。
写真実例(袋井市T様邸・磐田市K様邸・浜松市東区I様邸・浜松市中区T様邸)